7月12日(土)
5月以降、交通事故やひやりとする出来事が、何件か続きました。
そこで、PTAと一緒に、交通指導員さんたちの力もお借りして、自転車教室を開くことにしました。
午前10時。
桜馬場児童公園には、約40名の親子、地域の皆さんが集まりました。
山下町駐在員で学校運営協議会委員の吉原さんから、開会のあいさつがありました。
続いて、地域の方々の紹介、今日のめあてやコースの説明などがされました。
スタート前に、児童公園の広場で、ちゃんとブレーキをかけることができるか、確認の練習をしました。
ブレーキに力が入らない子どもたちがいました。
低学年に多かったのですが、まだ指が短いため、ハンドルとブレーキの間に人差し指を入れて運転する癖がついていて、そのため、ブレーキレバーを中指以下の3本でしか引くことができなかったのです。
ブレーキレバーは、必ず人差し指から小指までの4本で引くように指導しました。
いよいよスタートです。
しっかり左右の安全を確認してから、道路に出ていますね。
ふらつかずに、道路の左側を走ること。
広い道路に出る時には、一度停まって、左右の安全確認をすること。
こうした基本的なことがきちんとできているか、それぞれの交差点や三叉路に立ったPTAや地域の皆さんに見ていただき、必要に応じて声かけをしていただきました。
「自転車は基本的に車道を走ること。しかし、12歳以下の子どもは、交通量の多い道路では歩道を走行できる」
と、新しく改正された道路交通法で規定されています。
そこで、高架線下の道路でも、歩道を走る練習をしました。
ただし、歩道はあくまでも歩行者優先。
歩行者がある時には車道に降りたり、道をゆずったりしなければなりません。
自転車走行が終わりました。
「今日の気持ちをいつも忘れずに、自転車に乗るようにしてください」
と、交通指導員の山下さんからお話がありました。
今日は、もうひとつの会場、大成公民館でも、同様の自転車教室が行われました。
大成公民館から産業道路に出るところです。
とても交通量の多い道路で、公民館に入ってくる自動車も多いところです。
しっかり左右の安全確認をしていますね。
コースを1周して戻ってきた子どもたちです。
交通指導員の福本さんから、自転車教室をふり返っての講評をいただきました。
そしてもう1つ、福本さんがおっしゃいました。
「朝の交通指導をしているとき、元気なあいさつをもらえると、嬉しいですね」
元気にあいさつのできる子ども、そして、交通安全に気をつける子どもでいてくださいね!