さて長かった今回のドライブ旅行は日程的には今日が最終日で明日は帰宅するだけの移動日となります
旅行期間中は良い天気には恵まれず、昨日のわたらせ渓谷あたりからは回復してくれましたが、今日はと言うと
ご覧の通り晴れの朝で、ホテルから早朝散歩を楽しみます
歩く道路はホテル裏の旧中山道をゆったりとした気持ちで小一時間歩きました
さて8時にホテルを出発して横川から旧の国道18号を上っていくと目的のメガネ橋に到着
このメガネ橋は明治20年代に建築された鉄道橋で、最大傾斜が1000分の60と言った急こう配を鉄の塊である蒸気機関車を走らせるためにレールはラック式のアプトレールで敷設され信越線として長年活躍した路線でしたが、輸送力強化のために新線が設けられ廃線となってしまい、その後整備されて遊歩道として利用できるようになっています
長年この区間を訪問し、歩いてみたい希望を抱いていましたのが今日達成できました
それではアプトの道を短区間ですがメガネ橋から熊の平駅跡まで歩きます
遊歩道として整備されていますが傾斜があり、普通には歩けません
しかし下りは楽でした
途中の景観として これまた北陸新幹線開通に伴い廃線となった複線電化されていた信越線の撮影名所を望みます
これだけ見ても傾斜がかなりあることが理解できます
下の旧道からのメガネ橋を見ても傾斜がきついことが理解出来ました
摩擦係数の小さい鉄製の車輪とレールで、しかも明治の中期と言ったまだまだ鉄道技術が蒸気機関車中心の時代に、よくこれだけの施設を設けて運用したものだと感心した一日でした