
台湾鉄路局の営業路線を自由に乗車出来るフリーチケットとしてTR-PASSが3日間と5日間の二種類が販売されており、昨年のゴールデンウィーク期間中の台湾一周の際に初めて5日間のパスを買い求め、5日間フルに使用したものです
今回の嫁さんとの台湾汽車と駅弁の旅に於いても、到着初日に台南までの移動を新幹線ではなく在来線の台湾鉄路局の列車を利用する場合は是非ともこのパスを購入しようと考えていたものですが、その最初が冷や冷やの連続となってしまいました
桃園空港から乗車した桃園駅行きバスは快適には程遠いぐらいのノロノロ運転となったうえに、桃園駅手前のホテルが終点との事で、ここで全員が降車となって重たいカバンを引っ張って約300メートル余りの移動を余儀なくされ、汗だく状態で桃園駅に到着したのは11時20分です。
この駅を11時31分の特急に乗車したいと考え、急いで切符売り場に行き、窓口の女性担当者にTR-PASS 5日間二枚と11時31分発の特急指定券の発行を依頼しましたところ、担当者が別の男性担当者と代わり、再度同じ内容をリクエストしました。
そうすると担当者から何故かパスポートの提示を求められ、提示するとTR-PASSが二枚発券されて料金の表示が一枚599元となっているではありませんか?
確かこの料金のTR-PASSは台湾国内の学生向けのTR-PASSですので慌てて『学生ではない!通常のパスを発行して』と言いましたところ、その担当者はまた別の担当者を呼び寄せ、その指導に基づいて再度正式なパスを発券した次第で、その間相当慌てふためいての手続きとなってしまい、気が付いたら切符売り場には長蛇の列が出来上がっていました
そう言ったことからかは知りませんが特急の指定席は『無い!』と言われ、また時刻は11時30分を少し廻っていましたが、列車の運行掲示板を見ると11時31分発の特急は5分遅れとなっており、それから大急ぎで駅弁を二個買い求めて嫁さんと一斉に改札口にダッシュしてホームに入ると同時に特急が到着。一番近くの入口から飛び乗り車内に入りましたが通路まで乗客が立っている状態でしたが、奥に入るとバラバラですが空席が有り、離れ離れに座り、同時に駅弁を食べ始めました
画像は美味しそうに駅弁を食べる嫁さん
桃園駅で販売していた駅弁は二種類。一つは70元、もう一つは80元。もちろん買った弁当は80元です
しかし桃園駅の係員、何を考えてこのオッサンを学生と考えたのかは未だに不明???