昨日500キロ余りの日帰りドライブで高知県の四万十市にある醤油工場に行き。カメさん好みの醤油を買い求め、そのついでに少し名所観光もしてきたたと書き込みしました
その名所ではありませんが土佐くろしお鉄道の中村駅にも立ち寄ってきました
この中村駅は1970年昭和45年の10月1日に開業しております
この開業日は改めて調べたわけではなく少年自体の記憶の一つとして覚えていたからです
国鉄当時に土讃線の延長路線として窪川駅から中村駅の延長路線工事が始まり、当初途中駅の土佐佐賀駅までが先行開業され、その後に中村までの延伸工事が完成した快晴の昭和45年10月1日の開業を迎えたわけです
なぜ覚えているかと申しますと、この年の秋から始まった日本テレビの旅番組『遠くに行きたい』の記念すべき第一回目がこの中村駅開業をテーマとしていたからです
中村駅開業式の晴れやかなシーンを中心にレポーター役の永六輔さんがコメントをしていたのが大変印象的でして覚えていた次第です
昨日訪問した郷土博物館のボランティアガイドさんとの昔話でもそのことが話題になって、当時の中村市というより高知県西部地区である幡多地方は高知との間に立ちはだかる山の影響で僻地であったが、鉄道開通によって高知との移動が列車で二時間ばかりで可能になって市民は大喜びだった?
その地元民の熱気が残る中村駅に初めて降り立ったのは2年後の昭和47年8月で、ここからバスに乗車して足摺岬に行ったものでした
そのあとは昭和55年から数年間、何度か中村に仕事で行きましたが、そのいずれもがクルマでして鉄道で訪れたのは8年前でしたか
でもその際も乗り継ぎで数分ホームに降り立っただけでしたので今回の駅前から時間をかけて見る中村駅はホントに久しぶりでした
でも駅前の賑わいは開業と違って寂しいです