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二つの名前の飛行機?

2019-07-06 21:06:32 | Weblog
昔の画像をデジタル化していると何度も書込みしています。が、今日は珍しい画像を見かけました?

それは昭和55年頃に高知空港にて撮影したYS-11の画像です

当時の高知空港は滑走路の関係でジェット機の離発着が出来ないので、就航している東京・名古屋・大阪・福岡の全ての航路に用いられていた機材はプロペラ機で、確か全てがYS-11だったと記憶しています

何しろこの頃の高知空港は本当ののどかなローカル空港と思われがちでしょうが、実際は高知・大阪間は二社が就航しており、二社併せての便数は20便ほどあり、国内線でも運行頻度のきわめて高い路線で有名でした

理由は簡単? 使用機材がYS-11ですから搭乗客数は一便あたり60名、20便としても一日あたり1200名のみしか搭乗出来ません

当時の高知・大阪間は高速道路もなければ本四の橋もない正に島国状態でして、高知から特急で高松に3時間、高松から宇野まで連絡船で1時間、宇野から岡山まで快速で40分、そして岡山から大阪までは新幹線で1時間ですから乗換え時間を含めると7時間近く掛りました

その点、飛行機だとプロペラ機と言えども1時間ですから大変便利な乗り物となります

そんな理由で便数が多くても、ほぼ満席状態でチケットの予約が難しい路線の一つでした

そんな高知空港に撮影に行った際の当時の画像が出てきました



低い金網だけで駐車場と遮られているだけです


そして肝心のYS-11を今回よくよく見てみましたら???




機体にペイントされている会社名は馴染みのあるANAの他に日本近距離航空なる名称がペイントされていたのに今回初めて気付いたのでした

調べてみましたら日本近距離航空は全日空の関連会社だったとの事でした

全く知らなかったけど今回のデジタル化で知識が一つ増えました