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富良野線と根室本線

2016-03-17 21:12:26 | Weblog

今回の18きっぷの旅で北海道の全線乗車を目標にして日程を組み、その達成の為に昨年乗車済みである区間も再度乗車しないと達成出来ないと言った苦行を繰り返したものですが、その中には狩勝峠と釧路間があります

この区間の通過に関しては昨年の旅で石勝線で特急利用で通過しましたが、今回は根室本線利用での通過ですから特例の特急使用は認められません。

その為に旭川から富良野線に乗車して富良野に移動。富良野からは快速となって帯広まで一気に移動可能な列車を選択して利用しました

まずは旭川駅での帯広行き案内

 

案内板には普通と表示されていますが車両には快速狩勝との表示

 

旭川から一時間余りで富良野に到着しますが、この富良野線は有名な観光地である美瑛を通過しますので観光客の利用が目立ちました

旭川を発車して郊外に出るとこんな車窓が見えます

 

そして富良野駅到着。この駅で滝川からの根室線の列車を待ち合わせの為に半時間余りの停車

 

この富良野駅を発車すると快速ですから隣りの布部駅は通過。北の国からを思い出します

 

暫く走ると落合駅。この駅も通過ですが行違い列車待ちで2分ばかり停車してくれました

 

落合駅を発車してすぐにトンネルに入り登りが続き、途中で石勝線と合流して狩勝峠を越えて新得駅に着き、そこからは十勝平野を疾走して終点帯広到着

 

この帯広から釧路までの区間は距離の割には時間が掛かりすぎます。すべては単線の各駅列車の悲哀。全てが行違いと特急の追い越し待ち退避

 

白糠駅でもその関係で20分近い待ち時間発生

 

3時間半の運転時間でやっとのこと釧路駅に到着。特急だと半分の一時間半

 

根室本線の幹線としての運用はこの釧路駅まででして、ここから根室駅までの区間は花咲線等と呼ばれており別運用となっています

翌日の3月4日に釧路から花咲線に乗車して根室に向かいました

 

釧路駅を発車して次の駅が東釧路駅。この駅が花咲線と釧網線の分岐駅で、線路が離れて行く様子が見れます

 

花咲線は昨年2月の道東巡りの際に厚岸駅までは乗車体験がありますが、それより先は今回初めて

この駅は別当賀駅でしてエゾシカに遭遇です。周りは全て原野で人家は見えず

 

やや丘陵に上りながら落石駅に近づいて行きます。右側は太平洋

 

そうして初めて人家がある駅、落石駅に到着し乗降客が居ました

 

次に意識して見ていたのが花咲駅。この駅は3月25日で営業終了となり廃止。その関係で降車客も居ましたし、ホームには撮影隊も見受けられました

 

花咲駅の駅舎

 

そして日本最東端の駅である東根室駅に到着して直ぐ発車

 

終点の根室駅到着です

 

さて次は根室本線完全乗車する為には富良野から滝川まで乗車する必要があります

この実現は3月5日に達成しました。

帯広から9時9分発の滝川行き快速狩勝に乗車

 

帯広から富良野までは一昨日に乗車済みですから、富良野から滝川までの間ですが、一言で非常に寂しい乗車となりました

石勝線が開通するまでは札幌から道東方面に向う列車は全て滝川からこの根室線を通っていたのが、いまやローカル線となり下がってしまっています

その関係かして途中駅の芦別駅も無人

 

赤平駅は有人駅でしたが、利用者数からすれば無人化になるのも時間の内かも知れません

 

こうして富良野線・そして北海道で一番長い路線である根室本線を完全乗車してまいりました