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まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 103

2013年11月06日 | Weblog

たかじんさんの「0db HyCAAヘッドホンアンプ」は、ケースに入れたこともあって

順調に動作しています。

 

とある所から真空管を購入することができました。

容疑者一同?の写真です。(違う

12AU7の中古を販売しているようでしたが、予想どおりというか在庫がないということで

似た球が送られてきました。

どれもNEC製とのことでしたが、日立のロゴの端がうっすら残っている物が1本ありました。

12AT7

12AX7

12AD7

残念ながらペイントがほとんど剥がれていて、何の球なのか

全く分からない物が1個入っていましたが、12AD7だけは、うっすらと読めました。

しかし12AU7の同系管で、このような球もあったのですねぇ。

 

でも、0db HyCAAで使えるのでしょうか?データシートを調べると、一応、大丈夫という感じ

でしたので、挿してみました。

 流石に1度使われたものの、数十年寝ていた球ですので、電源が入ると、ブツブツとつぶやいています。

ヒータが温もるとつぶやきも消えるので、とりあえずは生きている様子です。

中央の12AT7は、プレート電圧12Vではブツブツとつぶやくだけで動作して

くれませんでした。

ということで、+HV 0db HyCAA専用という事で仕事してもらうこととなりましたが、

ガラスの中の黒いプレート?を見ると、「X」と印があります。これって駄目って事なのでしょうかね。

 

データシートを見ながら、試作基板の上にソケットを差して簡易のチューブチェッカーを作って

プレート電圧を変えたり、グリッド、カソードに抵抗を付けたり外したりして、それぞれの動作電圧と電流を測定して、

だいたい、この球かなという特定はできました。

あと1本、12AX7もありましたが、末期症状といった具合で、ノイズが入るようでした。

ハズレもしかたなし、ということでしょうか。

ゲッターに仕事をしてもらいましょうか。もっとも過度な期待はできませんが。

これで、当分は球の違いによる音の違いを楽しめそうです。