たかじんさんが基板の頒布もされている「0db HyCAA」ヘッドホンアンプの電源を
秋月のDCアダプターから変更することにしました、どうも思った物ができませんでした。
原典はこちら。
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/09/0db-hycaa-ad1a.html#more
何が悪いのか、あれこれ相談させていただいたところ、トランジスタのベースからツェナーダイオードなどの
部品の距離を極力短くということで、試作基板をみたところ、けっこう長い距離ということに気づきました。
3種類の回路をテストしたので、2SC1815を外したあとをジャンパーで引いたのが間違いだったのかも
しれないので、極力短くしてみることにしました。
無負荷(LEDを点灯しているので厳密には無負荷ではありません)で12.68Vで0db HyCAAにつなぐと
12.44Vとなりました。
ツェナーダイオードを使った電源なので、360mAも流れると電圧降下はしかたないのかもしれません。
なにせ、フィードバックも掛かっていない回路なので、ここらがいいところなのかもしれません。
さて、音出しを。
1時間ほど鳴らした後で、秋月12VDCアダプターと今回のトランス電源、そしてヘッドホン、イヤホン合わせて3種類を
とっかえひっかえしてみました。
思わぬ時間が空いたので、さっさと家に戻って気になった点を変更してみました。
2SC3421のベースに付けた電解コンデンサは、かなり古いものだったので、それも気になりましたが、同じ容量の
物がないので、とりあえず100μFを付けてみました。。
秋月12VDCアダプターの方が、高域が延びているように聞こえてしまいます。(これでは昨日より悪化しているような)
ただ、低域から中域にかけては、トランス電源の方がしっかりとした音がしています。(昨日組んだ同じ回路と同様です)
やはりかという事で、減らした電解コンデンサは元の容量に戻しました。(これでは昨日と同様です)
こうなると、音楽ソースと音の好みの差というしかないのかもしれません。
ある意味、うるさくないBGM的に使うのであれば「トランス電源」の方がいいのかもしれません。
曲によっては高域が耳に刺さる場合がありますし、「サ行」が流れにくいので、これも大事かもしれません。
あとは、昨日作ったリプルフィルター回路も組み込んで、スイッチを箱につけて切り替えるのも方法かもしれません。
その場合、確実に切り替えるため、6ピントグルスイッチでAC出力側で切り替えるのが一番ですが、
この2種類の電源の出力はというとどうしましょうか。
いっそのこと、2接点リレーを付けて、切り替えるのが簡単かもしれません。
ということで、これでいいのではないか、という事になりました。
ただ、テスト中、不思議な現象にでくわしたので、これはまた次回にでも。
-------
何故か書きかけの物がアップされていて、後から変更した物になっていませんでしたので、
先ほど、再度手直しをしました。