次というより、先?の工作のため、仕入れた物があります。
何年ぶりに買ったのでしょうか。サンスイのトランス。
サンスイのトランスなんて、ST-32くらいしか使ったことなく、1個200円か300円という感じが
していたので、ST-48の値段をみてびっくりしました。
このサイズでこの値段はなぁと。しかし無いと話にならないので、2個買いました。
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しかしながら、7月末から自分の工作が止まっています。。。
アートワークできているのが2枚、もう1台改悪版0dbHyCAAが必要ですし。
3台分の基板、そして、このST-48を使った「若輩者さんアンプ」の試作も。。。
さて今年中にこれ全部できるのか心配です(ヲイヲイ
想像以上に高価ですよね、ST-48。2個で1400円ぐらい。
最近、立て込んでいて、まだユニバーサル基板バージョンを製作していないのですが、実体配線図を用意した方がよいですよね。
そこで、一つ質問なのですが、Aki. B基板とC基板、どちらが好ましいと思われますか。
実装面積的には、C基板で十分なのですが、トランスとトランジスタを実は近付けない方が良いのではないか、という気がしておりまして・・・。
面白そうなので、ひとつ乗っかる事にさせていただきました。
そして、トランスの値段で驚きました。2個も必要だし;;;
>まだユニバーサル基板バージョンを製作していないのですが、実体配線図を用意した方がよいですよね
部品点数が少ないので、いきなり作るというのも方法ですが、実体配線図を作った方が
作業は楽だと思います。
以前は百均ショップでも売られていたのですが、ミリではなく、インチの方眼紙(正確には1/10インチ)が
あります。
ただ、部品側からパターンと部品サイズを書き込んでも、裏返しにしなければ
ユニバーサル基板側の配線が出来ないのが難点です。
回路図を眺めていてふと思いました。
初段は差動になっています。ということは「あの」基板が利用できます。
誰にも全く評価されない「両面張り合わせ基板」と、同・両面基板が残っていますので、
表面実装のような格好で部品を取り付ける事が可能ですので、これを利用しない手は
ありません。
トランスは基板上では終段を取り付ける当たりに空間が出来るので、そこらに
適当に固定しようと思っています。
これなら作業性はかなり良いのではないかと思っています。
>Aki. B基板とC基板、どちらが好ましいと思われますか
試作は大きめの基板の方が良いと思いますので、95x72mmのBタイプがいいのではないでしょうか。
回路の動作で不都合あれば部品の取替えが必要ですから、大きめに作る方が作業はしやすいでしょうね。
トランスの配置は悩む所です。スピーカを鳴らす出力となると磁束漏れも生じてきますから、
出来るだけトランスどおし、そして初段からも遠い所に置きたいところです。
小型化(高密度化?)は、後からでもできますし。
最近ブログの更新が遅れていますが、実は先月中は怒涛のごとく工作をしています。
偽0dbHyCAAも量産型?が必要となって自作基板を4枚作ってへとへとです。
(あくまでも敬意を表するため、業者発注基板ではなく手作り基板しか作らないことにしています)
ばりばり作りすぎて、音もバリバリ・・・
・・・は、冗談としまして。
トランスと初段の位置なのですけど、かなり高価なアンプでも、電源トランスを挟む形でパワーステージがありますよね。
配置がシンメトリーなのは美しいですけども、私のサンスイ(D607)は左から右に流れるように作ってあって、MCヘッドアンプが一番端っこ、トランスから離れています。
その実、気持ち問題なのでは・・・という気がしなくもないです。
伝送線路を最短にするか、初段とトランスの距離を最長とするか・・・。若干、トレードオフです。
ということで、箱に入りさえすれば良いと思い、今回は、Aki. Bを買ってきました。
Aki.Cですと、実際に配置してみたら、どうしても電気二重層コンデンサが宙に浮くか、離れたところに配置されるからです。最悪、ショートでも音は出るのですけども・・・。
0dbHyCAAと偽0dbHyCAAは1発動作でまったく問題なかったのですが、
トラ技に載っていた±1.5Vのヘッドホンアンプは、発振、歪など
問題山積で、どこかパターンを間違ったか部品の付け間違いではないかと
2度3度と確認した後、いくつか対策していますが、今ひとつです。
音量を上げると歪むヘッドホンアンプというのも。。。
>MCヘッドアンプが一番端っこ、トランスから離れています。
それぞれ設計思想の違いでしょうね。
ただ、MCヘッドアンプは微小電圧を扱うので極力、トランスなどの
磁束漏れから逃れたいから、端に位置するのかもしれません。
>伝送線路を最短にするか、初段とトランスの距離を最長とするか・・
若輩者氏ヘッドホンアンプは、試作が別の基板を流用するため、
あまり自由度がなさそうですが、部品点数が少ないので楽そうです。
>今回は、Aki. Bを買ってきました。
その基板でも少し狭いかもしれませんね。トランスが思ったよりかさばるのが
難点ですし、電気二十層コンデンサを付けるとなると、より大変そうです。
回路図をメモに書いて貼っているのですが、このアンプって反転アンプですよね。
トランスの動作を完全に把握できていないので勘違いかもしれませんが。
入力と出力の位相が反転するかどうか、という話でしたら、非反転です。
トランスの動作は私も良く分かっていないので、オシロで確認して作りました。
>部品点数が少ないので楽そうです。
電気二重層コンデンサを廃してショートにする、カスコード回路を省く、などしていけば、たかじんさんが仰っていたよう、3石まで減りますし、もうトランスの裏にラグで作れそうです。
音は・・・正直、良く分かりません。
悪くはないですが、良いかどうかは各自の判断ということで。
それと、最大振幅があまり取れませんから、音は小さいですよ。
なるほど。これは失礼しました。私もよく理解できていませんので
確認は大事ですね。
というか、はやくこちらを作りたいのですが、今日はトラ技アンプで
終わってしまいました。(結局は1歩も進んだ感じがしません)
>それと、最大振幅があまり取れませんから、音は小さいですよ。
トラ技アンプでカスコード回路を外すと、小さな音になったのには
驚きでした。
増幅にどのように作用しているのでしょうね。
ということは、「若輩者氏アンプ」も必須という事になりますね。
意外なところで違う勉強が出来ました。
>はやくこちらを作りたいのですが
先ずはトラ技を料理して・・・(笑
>トラ技アンプでカスコード回路を外すと、小さな音になったのには驚きでした。
>増幅にどのように作用しているのでしょうね。
カレントミラー負荷には、オープンループゲインを上げる効果しかないので、音が小さくなったのは動作点がずれたからだと思います。
とりあえず、Tr3, 4のベースを切り離してカレントミラーを破壊したら、それぞれのコレクタに接続してダイオード化してしまえば、動作点をずらさずにオープンループゲインだけを下げられると思います。
C3は取ってしまっても発振は止まりませんか?
ここまで高域まで帯域を広げる意味は(ソースがCDである限りは)ないので、進み補償は不要かもしれません。
>ということは、「若輩者氏アンプ」も必須という事になりますね。
私のアンプでは、カスコード回路を取り外した方が、振幅という意味では広く取れると思います。私はあった方が音質的に有利だと思っているので、残しています。
ただ、それ以前の問題として、ST-48を使う以上、1Vの振幅を得るには、8Vの振幅が必要になりますから・・・。
電源が+24Vしかないので、元々どうやっても大音量には成り得ないのです。
そもそも、私のアンプには、電流バッファ(パワー段)が存在しない・・・・・・というか、存在しないことが唯一の特徴ですから、電源電圧を上げて、差動対の動作電流を増やす以外に、音量を上げる方法はありません。
そういう意味では、2Vくらいまで出力振幅取れそうなのですけど、追い込みが足りないかな、と思っています。
こうなったらということで、15分だけ工作してみました。
ボリューム最低では発振しなくなりましたが、可変させると
ピューという音がいまだにしているようでした。
これではダメですね。
>C3は取ってしまっても発振は止まりませんか
取り外してみましたが、ほとんど変化がない様子でした。
こうなると不思議としか言えない状況ですね。
どこか根本的に問題があるはずと思っているのですが
解決策が見出せません。