トランスを巻き、昇圧回路の部品をつけ、目安の電圧が出たので一安心です。
ただ、このアンプ、単3電池2本直列が電源ですが、うっかり電池端子を買うのを忘れていました。
手持ちのは単4用で、ちょっとこころもとない強度でした。
とういことで、これまた手持ちの電池ボックスがつかないかと検討してみました。
残念ながら、入りません。1本用電池ボックスの内側になる壁?を双方切ると、何とかおさまりそうな
感じもしますが、それでもかなり窮屈になりそうです。
ということで別の方法を考えました。
そもそも、このヘッドホンアンプを持ちあることを考えていませんでしたし、慣らし運転をする事も考えて外付け電源で動作させるようにしました。
何やら怪しい基板が登場します。
実は、自分用の別のヘッドホンアンプを作るために製作した真空管ヒータ用の電源基板です。
設計では6.3V用でしたが、帰還の数値を変更する事で、1.2Vから10V近くまで可変可能です。
しかしこれでは変化が大きすぎるので、抵抗を若干調整して1.2Vから3Vまで可変できるようにしておきました。
(実はこの回路、出力電圧より入力電圧が低くても高くても一定の電圧が出力できます。元は6.3V用の設計でしたが、3Vでも問題なく規定電圧がだせますし、15Vでも6.3Vのままでした。ただ電流量によっては発熱が多くなるのでヒートシンクをつける必要があります。)
ここでは、2.4Vから2.5Vが必要です。
ケースは毎度おなじみとなっている、ダイソーのブリキ缶です。
これなら電源回路基板も問題なく納めることが可能です。