救出劇

またまたタイトルが大袈裟だなぁ。

さっき、真っ暗な家に帰ってきて → 夕食の支度をしようとキッチンに立った。
お米を研ごうとシンクに近寄ったら、ちっこいヤモリちゃんがシンクの中に。

う、うん。
キミは昨日の夕方も対面カウンターの所にいたね。
キッチンの方に来ないようにトントンして追い出したのに、なんでキッチンにいるのさ？しかもシンクの中に。

シンクの底をトントンしてみたら、ヤモリちゃんのくせになんかツルツルしててシンクを登れないでやんの。（＾－＾；
しかも体力が無いのか、すっげー動きが鈍い。トントンしてもあんまり動じない。
かなり間近でトントン（というか、もうツンツンに近い）して、ようやく、のそのそと動く。
野生の生き物として、ソレで良いのか？

で動いた先が三角コーナーの下とか。
隠れているつもりだろうけど、そこにも水が行くんだってば。

かくしてヤモリちゃんをシンクから救出すべく、さてどうしたもんか。（＾－＾；
さすがに素手で捕まえたくない。
新聞紙をヤモリちゃんの目の前に差し入れて、後ろからトントンしてその上に乗ってもらおうとするんだけど、↑の通り、ぜんぜん動じない。
仕方ないので菜箸でツンツンしたら、びっくりよ？
「キュ」ってなんか音がした！！
胴体を新聞紙の方へ押したら「キュー」って長い音がした！！

ヤモリちゃんって、こんな鳴き声なんだ！？

すっげー可愛いかも。
いや、そうでなく。お願いだから新聞紙に乗ってくれ。（＾－＾；
足を押す → キュって鳴いて動かない → 胴体を押す → キューって鳴いて動かない → お尻を押す → キューって （以下同文）

うきー！！こっちが優しくしてるのにテコでも動きゃしない。
かといって素手では捕まえたくないのよぅぅぅぅぅ。
もういい、もうちょっと強く押しちゃる。
えい！

ようやく端っこに乗ったので、そのまま玄関からお外にポイ。
こんなに鈍くさい子だからお外では生き延びれないかもしれないけど、このまま家の中にいると、それはそれで鈍くさいので廊下の真ん中で誰かに踏まれていたり、洗濯物と一緒に回されちゃったり、壁の隅で干からびてたり（どれもあった片山家のヤモリちゃんあるある）、してそうなので、お外に行ってもらった。
お外ヤモリちゃんでも元気なヤツはいるので、運が良ければ生き残ってシルエットヤモリちゃんとして再会できるかも。