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マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

どこでもそこそこ

2014-09-17 23:16:22 | 日記
ランチの話です。
先日、東京で行ったランチ、行き当たりばったりでしたが、結構おいしいものを安く食べることができました。
やっぱりなぁ…都会はいいよな…です。
6日に六本木の新国立美術館に行った後、混んでないところで食べよう…と、ミッドタウンの先まで足を延ばして探して入ったところが「キリンシティ」でした。
ビアレストラン…というタイプらしいです。
騒がしい人がいて興ざめだったという話は先日書きましたが、お料理はおいしかったですよ。
ハンバーグデミグラスソース…だったと思います。
 
スープもおいしかったし、ハンバーグにする時はいつも和風ハンバーグなのですが、このハンバーグは実は予想外においしかったですね。
たぶん、外で食べたハンバーグでは一番かも…。
私はビールは飲まなかったのですが、主人はせっかくだからと、ビールを飲んでました。

次の日は新宿で、「グラスダンス新宿」というところ。
損保美術館の近くで、どこかいいところないかな…と。
日曜日で閉まっているところも多かったのですが、見た感じ良さそうだったので入ってみました。
ここも正解でした。
魚介と彩り野菜のブイヤベース風で、1000円でした。
  
魚介もいろんな種類が入っているし、野菜もたっぷり!

2日続けて満足なランチでした。

プーランクのパストゥレルとユモレスク

2014-09-17 22:44:52 | ラ・プロムナード・ミュジカル
20日のプロムナード・コンサート、今回は土曜日なので、何か準備の時間的感覚にずれがありそう…。
1日少ないということをしっかり自覚しておかないと…と思っているところです。
今回は初めに「乙女の祈り」とプーランクの小品を2曲弾きます。
プーランクの曲は、「パストゥレル」と「ユモレスク」。
これを選んだ理由は、のどかな感じの曲と楽しい曲…ということで。
小品はたくさんあるので、候補はいくつかあったのですが、負担が少ないことも大事な要素でしたね。
プーランクらしさがふんだんに盛り込まれていますが、覚えやすいし楽しい…いいですねぇ、こういうの。

さて、「パストゥレル」は「羊飼いの少女」という意味。
よく似た言葉に「パストラル」がありますし、曲名でも使われていますが、こちらは「田園風の」という意味です。
1927年、パリの芸術家たちの支援者でバレエ学校の経営者であったジャンヌ・デュボスト夫人が、友人である10人の作曲家たちに、生徒たちのためにバレエ音楽を作曲するように依頼してできたのが「ジャンヌの扇」で、ここにプーランクは「パストゥレル」を寄稿しました。
原曲はオーケストラ用ですが、後にプーランク自身がピアノ曲に編曲しました。
曲は、のどかで、魅力的なメロディーで始まり、中間部に一瞬哀愁が加わります。
ユーモラスなエンディング、如何にもプーランクって感じ、こういうの好きですねぇ。

「ユモレスク」は、1934年に作曲され、プーランクが尊敬していた偉大なピアニスト、ワルター・ギーゼキングに献呈されました。
リズムがおもしろく、ユーモアにあふれた魅力的な小品です。

CDは、今までにも紹介したと思いますが、パスカル・ロジェのプーランク:ピアノ曲集 がいいですね。
他にもいくつかありますが、私的には、テンポとか音楽の作り方とか、ロジェの演奏が一番好きです。