錆色港町

熱しやすく冷めやすい趣味の話を、地元清水と絡めながら徒然と・・・

映画 ビーバップハイスクールに見る清水の街 その10

2014年09月02日 | ビーバップと清水の街






ビーバップハイスクール聖地巡礼の10回目。




前回に続き「高校与太郎行進曲」の中から「波止場付近」を巡ります。





波止場の周辺は、この20年くらいの間、埋め立てや開発が行われ、映画の撮影以降、急激にその姿を変えています。



まずは、どれだけ変わったかを知るため、国土地理院さんから空中写真を拝借・・・



2009年の波止場です。
ドリプラがあって観覧車もあって、現在の姿ですね。



続いて、1988年の波止場です。

映画の公開が1987年なので、映画と同じ時代ですね。






んで、今回取り上げる“汽船のりばの乱闘”は赤丸の箇所で撮影されています。

この箇所だけ現在の物と見比べても、面影は殆どありません。

それでも残り香のように微かに残る風景を探してきました。




ハラマキの彼女に誘われやってきたトオルとヒロシ。

今で言うユニクロがある交差点の所です。

清水橋からここまで歩いてきたのでしょうか。 だとしたら結構歩いたことになりますね。






2014年の同地点。

Pマークの描かれた建物(晩翠“バンスイ”と言うお寿司屋さん)が変わってなかったので助かりました。





これも同じ場所ですが、汽船のりばと書かれたゲートが懐かしいね。

様々なシーンで同じようなことを書いてしまいますが、ここも個人的に懐かしさを感じるシーンです。

このゲートも、もう二度と見ることが出来ないと思っていた物の一つです。


清水港線の清水埠頭駅の近くでもあるのですが、このゲートの写真って殆ど見ないのです。

だからこそ余計に嬉しいのです。



余談ながら、幼い頃は、このゲートに異世界の入り口のような雰囲気を感じていました。

実際、ここが住宅地と港湾地区の境でもありましたし。





ゲートをくぐった先の汽船のりばの風景です。

あー、こんな景色だったな。

今と変わらず、ここは清水港内の遊覧船がメインでしたね。 今ほど観光客は多くなかったですが。




残念ながらもうこの風景は見ることが出来ません。

だからこそ貴重なんですよね、この映画。




ちなみに、2014年の同地点。

マンションが建っている場所が汽船のりばでした。




今度も汽船のりばです。船が少し映っていますね。

左後方の建物は東洋製罐かな?




これも汽船のりばですが、右側後方の倉庫に注目。

これ、今も残ってる倉庫だよね。




2014年の同地点。

映画の中で2棟ある倉庫のうち、手前 奥に映っていたのが、この倉庫だと思われます。

いやー、少しでも面影のある物が残っていて良かった。





最後は場所を変えてドリームプラザのテルファーです。

何度か映画の中に出てきます。




映画の冒頭のシーンから。

テルファーのどっちの脚か迷いましたが・・・





脚台に入っているキズや模様から判断してここでした。

一番分かりやすい場所で良かった。


・・・ところで、映画的に、ここで今日子は強制退場の扱いなんですよねぇ。

最初は何が起こっているのか理解できなかった。




今回は以上です。

次回は巴川河口へ向かいます。




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