ビーバップハイスクール聖地巡礼の10回目。
前回に続き「高校与太郎行進曲」の中から「波止場付近」を巡ります。
波止場の周辺は、この20年くらいの間、埋め立てや開発が行われ、映画の撮影以降、急激にその姿を変えています。
まずは、どれだけ変わったかを知るため、国土地理院さんから空中写真を拝借・・・
2009年の波止場です。
ドリプラがあって観覧車もあって、現在の姿ですね。
続いて、1988年の波止場です。
映画の公開が1987年なので、映画と同じ時代ですね。
んで、今回取り上げる“汽船のりばの乱闘”は赤丸の箇所で撮影されています。
この箇所だけ現在の物と見比べても、面影は殆どありません。
それでも残り香のように微かに残る風景を探してきました。
ハラマキの彼女に誘われやってきたトオルとヒロシ。
今で言うユニクロがある交差点の所です。
清水橋からここまで歩いてきたのでしょうか。 だとしたら結構歩いたことになりますね。
2014年の同地点。
Pマークの描かれた建物(晩翠“バンスイ”と言うお寿司屋さん)が変わってなかったので助かりました。
これも同じ場所ですが、汽船のりばと書かれたゲートが懐かしいね。
様々なシーンで同じようなことを書いてしまいますが、ここも個人的に懐かしさを感じるシーンです。
このゲートも、もう二度と見ることが出来ないと思っていた物の一つです。
清水港線の清水埠頭駅の近くでもあるのですが、このゲートの写真って殆ど見ないのです。
だからこそ余計に嬉しいのです。
余談ながら、幼い頃は、このゲートに異世界の入り口のような雰囲気を感じていました。
実際、ここが住宅地と港湾地区の境でもありましたし。
ゲートをくぐった先の汽船のりばの風景です。
あー、こんな景色だったな。
今と変わらず、ここは清水港内の遊覧船がメインでしたね。 今ほど観光客は多くなかったですが。
残念ながらもうこの風景は見ることが出来ません。
だからこそ貴重なんですよね、この映画。
ちなみに、2014年の同地点。
マンションが建っている場所が汽船のりばでした。
今度も汽船のりばです。船が少し映っていますね。
左後方の建物は東洋製罐かな?
これも汽船のりばですが、右側後方の倉庫に注目。
これ、今も残ってる倉庫だよね。
2014年の同地点。
映画の中で2棟ある倉庫のうち、
いやー、少しでも面影のある物が残っていて良かった。
最後は場所を変えてドリームプラザのテルファーです。
何度か映画の中に出てきます。
映画の冒頭のシーンから。
テルファーのどっちの脚か迷いましたが・・・
脚台に入っているキズや模様から判断してここでした。
一番分かりやすい場所で良かった。
・・・ところで、映画的に、ここで今日子は強制退場の扱いなんですよねぇ。
最初は何が起こっているのか理解できなかった。
今回は以上です。
次回は巴川河口へ向かいます。
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