グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

蝦夷梅雨の季節です

2016年06月13日 | coffee break;(etc )



 昨夜の夜半から降り出した雨、今日の日中になっても降り続く。毎年 6月の中旬ごろになると、
当地を
含む道内の太平洋側では、天気がぐずつきすっきりとしない日が頻発します。今年も蝦夷
梅雨と呼ば
れる、特異な天候の季節が訪れてきました。



 蝦夷梅雨は、オホーツク海高気圧から吹き出す冷たく湿った大気の流れにより
発生します。
・・・梅雨と呼ばれているが、
蒸し暑くジメジメした本州方面の梅雨とは 全く異なります。さらに、
北東の方角から吹き寄せる風は、涼しさを通り過ぎて肌寒さを感じるほどです。今日の日中の
最高気温も14℃
止まり。蝦夷梅雨は列島の梅雨時に併せて発生する、この時季特有の天候
です。

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初夏に咲く

2016年06月11日 | 室蘭・四季の野花&花木



 清々しい空を背景にカンボク(肝木)の花が咲く。カンボクは、本州中部以北から道内に自生
する落葉低木です。
今、野山の方々でアジサイに良く似た花を咲かせています。



 





 ほうのき(朴の木)の花が、周囲に心地よい香りを放す。元々は、もくれん科の花木。そのため
でしょうか、
どこか モクレンの花を連想させる花姿です。





 ほうの木の樹高は、20~30メートルほど、その梢に大きな花を上向きに咲かせます。



 大きな楕円形の葉は、昔から食物を包み保存するなど生活に活用。今でも、この葉を利用した
飛騨高山の朴葉味噌(ほおばみそ)は有名です。
 さらに、木質が柔らかい事から版木や鉛筆の本体、下駄の歯など利用。一方、今では見かけな
くなりましたが、男物の差し歯の高下駄を「朴歯」と言った時代を彷彿させられる樹木です。

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イタンキ浜に咲くハマナスの花

2016年06月10日 | 室蘭・四季の野花&花木



 イタンキ浜の後方の草地で、
ハマナスが周囲に芳香を漂わせながら赤紫色の花を咲かせ始
めています。イタンキ浜の
ハマナスの自生地は、浜辺に沿うように数か所が点在しています。



 











 ハマヒルガオ、例年に比べて少々早い開花です。これから、日が進むにつれて淡赤紫色の花
が、
初夏のイタンキ浜を彩ります。

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6月の庭に咲く

2016年06月07日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 シコタンソウ(色丹草)は、花径1cmほどの小さな花を咲かせます。花弁の内側に赤や黄色の
斑点が入る。原種は、高山帯に自生するユキノシタ科の常緑多年草です。





 

 

 ギプソフィラ・レベンスの流通名は、「ピレネー宿根カスミソウ」。花径は1cmほど草丈も低く、
地を
這うように株は広がります。先日から、株全体を覆うようにビンク色の花を咲かせています。


 



 シェードガーデンのグランドカバーといったらアジュガ。日向でも日陰でも生育します。全く手が
かからない
耐寒性の宿根草です。 






 フウロソウの花が咲き始めました。フウロソウ・ストラータムの花弁には緩やかなウェーブと、
赤い筋が入る。初夏の庭に清々しい雰囲気を醸し出してくれるフウロソウで
す。



 
フウロソウ・アケボノ(曙風露草)は、ポピュラーな品種。生育は旺盛で育てやすいフウロソウ
です。花の期間も長く、真夏には一旦花数を減らしま
すが、秋口まで可憐な花を咲かせ続けます。

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6月の空と涼風

2016年06月05日 | 室蘭の景色



 家から車で5分ほど走ると、小高い丘の上の広大な牧草地に行き着く。上空には、爽やかな
6月の空が広がり、清々しい風が緩やかに流れる。一年の内で、一番  爽やかな季節が訪れて
来ました。










 牧草の一番刈の時季です。牧草の刈り取り作業は、今と真夏と秋の3回行われます。



 偶然エゾシカに遭遇、一頭での行動は稀です。身体が小さい事から、今年 誕生した若ジカの
ようです。

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豪華客船・室蘭港に入港

2016年06月02日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など



 今朝、「ダイヤモンド・プリンセス」が室蘭港に入港しました。総寄港回数は11回、市民に馴染
みの深い豪華客船です。
今年、
室蘭港への豪華客船の入港予定は、秋までに9隻。サファイア・プリンセスは、今シーズン
に入り3隻目の豪華客船です。



  ダイヤモンド・プリンセスは、日本の造船所で建造された客船です。
ディーゼルとガスタービン
を組み合わせた最新鋭の機関を装備しています。さらに 
廃棄物処理設備を備える。地球環境に
も配慮した設計の豪華
客船です。







  出港は17:00、豪華客船の出港時の恒例です。YOSAKOI ソーランチーム「AJG KIDS」の
演舞による
見送り風景です。 

 

 室蘭港崎守埠頭を離岸。ようやく至近距離から、全長290mの船体の全体をレンズに収める
ことが出来ました。



 長音の汽笛「ありがとう・さようなら」を港内に響き渡せる。
次の寄港地は釧路、室蘭港内を滑
るように航行するダイヤモンド
・プリンセスです。


 

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