絵鞆岬からの眺望です、周辺一帯には薄曇りの空と薄霧が混とんと入り
交じり合う大気が緩やかに流れる。
毎年、本州方面に梅雨前線が停滞する頃になると 蝦夷梅雨と呼ばれる曇り
や雨の日が頻発します。
蝦夷梅雨は、気象学的には梅雨とは異なります。オホーツク海高気圧から
湿り気を含む大気が流れ込む事により発生します。道内では、当地を含む
太平洋側のこの時期 特有の天候です。
(goo天気「 過去の天気図」引用)
絵鞆岬の駐車場から、道路を隔てる港側には家々が軒を重ねるように建ち並ぶ。
さらに後方には、霧に霞む室蘭港内に架かる白鳥大橋方面の眺望が広がります。
半島を縦貫する道路わきの雑木林で・・・
どこかガクアジサイの花に似た カンボクの花が咲き始めています。
ハクセキレイの 成鳥です。
ハクセキレイの幼鳥?
トチの木も花を咲かせ始める。
独創的な房状の花は見るからに甘そうな雰囲気がいっぱい。
イソヒヨドリ、今シーズン初めての遭遇です。
絵鞆半島の名勝の銀屏風は、海面から V字型に切り立つ断崖。
一帯には薄らと霧が漂う。展望台から50メートルほど離れ
た崖の上に止まる、イソヒヨドリの澄んださえずりが周辺に
響き渡る。
センダイハギ、平地ではすでに花の時期は過ぎる。
今の時期になっても断崖の岩の隙間に根を張り、鮮やかな黄色い花を咲かせ続けています。