早朝から、街や港の全域が乳白色の霧に包み込まれる。当地では、これから初夏にかけて霧の日
が頻繁に出現します。
霧が演出する、幻想的な風景は興味を惹く被写体の一つ。朝霧が立ちこめるの港の周辺を被写体
を求めて散策してみました。
絵鞆臨海公園の一角、白鳥大橋から僅かに離れた場所です。橋桁が薄っすらと見えますが2本の
主塔が霧で包み隠されました。
室蘭港の入り口付近にある絵鞆漁港は、ホタテの養殖が盛んです。養殖カゴ中には大きなホタテ
がギッシり。さらに、近海の養殖場に運ばれ大きく育てます。ホタテは3年間、手間ひまかけて規格品
の大きさに生長させ市場に出荷されます。
ホタテの養殖カゴの長さは10mほど。船上に備え付けたクレーンで吊り下げられ海中に垂れ下げ
られます。
帰路、立ち寄った白鳥大橋の橋のたもとから眺める。霧にかすむ白鳥大橋と対岸の眺望です。