PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

旧世代PCの復活…酔狂PC道・そのⅣ

2012年06月10日 19時58分30秒 | たまにはPC

 酔狂PC道の四番手はThinkPad X60

 このマシンも法人顧客向けのモデル、オマケソフトはインストールされていないがLenovoナントカとか
ThikPadナントカっていう押付けソフトがテンコ盛り。


概略のハードウェア仕様は以下のとおり。 2006年11月モデル?

 CPU:Core2 T5500 1.66GHz
 メモリ:512MB標準/最大3GB((PC2-5300 DDR2 SDRAM)
 HDD:40GB(Serial ATA150

 メモリは現状では増設スロットに512MBを搭載しており、合計1024MBとしている。
メモリ搭載容量は不足ないと思われるが何故か起動が遅い。 立上ってくるまでの間はヤタラとディスク
アクセスランプが点滅を続けている。
 IBMの押付けソフトが何か悪さをしているのかと思うのだが確証はない。


 今回はメモリを上限の3GBに増設してメモリ容量に余裕を持たせ、HDをSSD換装し高速化を期待する。

【用意する機材】
1.2GB PC2-6400(DDR2-800)DDR2 ノートPC用 SDRAMx2枚組 ※下位互換 3,880円
2.HDDを換装するためのSATA対応のSSD Crucialの64GB品を準備 6,750円

 その他のツール類は前回のものを使用

手順としては
①メインメモリ増設⇒ノートPCとしては標準的?な筐体底面のメモリスロット部のカバーを取外し、先客の
 512MBメモリ2枚を取外し2GBx2枚に交換、PCを立上げメモリの正常性とメモリサイズを確認する。
 搭載メモリは4GBであるが、システム側は上限の3Gにて認識。
 残りの1GBはRAM-Diskにでも充てようかと思案中。


②現行HDDの内容をSSDへコピーし、HDDの取替えを行うのは従来と同様。
 HDDの取外しとSSD換装作業は、筐体底面の取付ネジを取外し側面のHD装着部のカバーを取り外せば
 HDD引抜き、SSDと入替えるだけの簡単な作業。
  モバイルを意識しているのか耐震ゴムがHDDに装着されていたのでSSDへ付替えて挿入。


スイッチONしてうまく立上ればOK、デバイス認識のため再起動を実施する。

余談:このマシンのHD⇒SSDコピーの実時間は1時間あまり、前回のDynaBookに比べると1/3
   の時間で終わっている。 マシンの基本性能の差か?


 今回はHDDがSATA仕様であったので素の性能はIDEタイプよりも高速?と思ったが、SSD換装前の
ベンチマーク結果を見るとメチャ遅い。 FMV旧デスクトップ機の素のベンチマークよりも劣っている。
 立上りが遅いのはココラが主因だったかも。


ベンチマーク結果はHDD(アライメント未)、HDD(アライメント済み)、さらにSSD換装後
(アライメント調整はHDD時点で実施済み)の三つを記録


・HDD(アライメント未)


・HDD(アライメント済み)


・SSD換装後(アライメント済み)

 SSD化による性能向上が如実に出ている。 もとのHDDの性能が悪すぎたようである。
 SSD換装後の4Kのランダムライトの数字にはビックリである。
 SSD換装を行うならばSATAインタフェースの旧型機が狙い目かもしれない。


使用した取替え機材に要した費用は10,630円前回のDynaBookの17,440円と比べると投資対効果は断然優位! 

・・・実はこのThinkPad、HDDはIDE仕様と思い込みIDE対応のSSDを買ってしまっていた。
HDDを取外してからSATAであることに気が付きSATA対応のSSDを買いなおした経緯がある。
 余ったIDE-SSDをDynaBookへ回したというのが事の顛末。


 以上が一週間で4台の旧型PCをSSD換装した散財の記録である。

この後は今回使ったツール類、環境設定の紹介へ続く  時期未定

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旧世代PCの復活…酔狂PC道・そのⅢ

2012年06月10日 14時43分47秒 | たまにはPC

 酔狂PC道の三番手は東芝DynaBook 1850 SA120C/4

 このマシンも法人顧客向けのモデルであるため、個人顧客向けPCのようにおまけソフトの類は
インストールされていない。
 今となっては希少なFDD、232Cインタフェースを搭載しているのも前回のCX-630同様。


概略のハードウェア仕様は以下のとおり。 2002年6月モデル?

 CPU:Mobile Celeron 1.20GHz
 メモリ:128MB標準/最大1GB(PC133対応 SDRAM)
 HDD:20GB(Ultra ATA100対応)

 メモリは現状では増設スロットに128MBを搭載しており、合計256MBとしているがウイルス対策
ソフトがバージョンアップするにつれて動きが悪くなり、メモリ不足からくるスワップ多発状態に陥り
実用性なしの状態。 ネット接続しないオフライン運用の専用機として保管中。


 今回はメモリを上限の1GBに増設してメモリ不足の解消と、HDをSSD換装し容量拡大・高速化を行う。

【用意する機材】
1.512MB PC133(PC100対応)144ピン ノートPC用 SDRAMx2枚 
  ※2,260円x2 NG ⇒3,980円x2へ
2.HDDを換装するためのIDE(PATA)対応のSSD CFD販売の64GB品を準備 9,480円

 その他のツール類は前回のものを使用

手順としては
①メインメモリ増設⇒ノートPCとしては標準的?な筐体底面のメモリスロット部のカバーを取外し、
 先客の128MBメモリ2枚を取外し512MBx2枚に交換、PCを立上げメモリの正常性とメモリサイズを確認する?

・・・がここでトラブル発生。相性保証のバルク品であったが見事にincompatible memoryのメッセージを出力
 してPCは起動停止。 通販店へ連絡して返品…返金処理は継続中。


 新たなるメモリ通販店を探すが値段はピンキリでバッファローの製品は高くて手が出せない。
結局、返品したメモリの約二倍の価格のメモリを探しだし発注 3,980円x2枚也 ⇒ このメモリは動作OKであった!


②現行HDDの内容をSSDへコピーし、HDDの取替えを行うのは従来と同様。HDDの取外しとSSD換装作業は、
 筐体底面の取付ネジを取外し側面のHD装着部のカバーを取り外せばHDD引抜き、SSDと入替えるだけの
 簡単な作業。


スイッチONしてうまく立上ればOK、デバイス認識のため再起動を実施する・・・はずであったが
   Bootなしのメッセージを出力して起動停止。
コピー不良かと思ったが、どうやらHDD容量の壁にぶち当たったようである。


 HDDの20GBをSSDの64GBへ容量を拡大してコピーしたのであるが、どうやら64GBのディスクサイズを
マシンが認識しない仕様のようである。
 40GBまでなら認識しそうな情報もあったがカスタム仕様では30GBが許容されているので
    HDD20GB⇒SSD30GBへのコピー
を実施、コピー完了後にUSB接続の状態で外部メモリ認識されるのを確認してから再度換装、スイッチON…立上りOK。
SSDの残り容量30GをEドライプとしてパーティション作成し換装作業完了。


余談:このマシンのHD⇒SSDコピーの実時間は3時間あまり 疲れました

ベンチマーク結果はSSD換装前、換装後、さらにアライメント実施後の三つを記録
・SSD換装前


・SSD換装後(アライメント前)


・SSD換装後(アライメント済み)

前回同様、アライメントの効果は4Kのランダムライトの数字に反映している感あり。

 使用した感じは前回のBiblo同様Good。 現状の使用環境ではメモリのスワップ発生も皆無。
使用した取替え機材に要した費用は17,440円、投資対効果からみれば??な感じ。


Win-XPのサポートは2014年4月には終了予定であるが、このマシンにWin7の載せ替えは少々キツイ、
このままXP機でいくのがベストか。


 メモリの相性問題で返品した件のメモリはWin対応、Mac非対応として売られていたものである。
外観がまったく同じものを他店ではWin、Mac対応として売っている。 搭載されているメモリ素子はどちらも
中華国の南半島製らしいが何か違うのか。


この後はThinkPad x60へと続く・・・予定
※HDDのインタフェースはIDEと思い込んでいたらSATAだったぁ!編

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旧世代PCの復活…酔狂PC道・そのⅡ

2012年06月10日 10時56分42秒 | たまにはPC

 酔狂PC道の二番手はメインPCの座を奪われたデスクトップ機FMV-CX630

このマシンは法人顧客向けのモデルであるため、個人顧客向けPCのようにおまけソフトの類は
インストールされていない。 今となっては希少なFDD、232Cインタフェースを搭載している。


概略のハードウェア仕様は以下のとおり。 2004年後期モデル?

 CPU:Celeron D 2.53GHz
 メモリ:256MB標準/最大2GB(DDR SDRAM PC3200)
 HDD:40GB(UltraDMA/100)

 メモリは現状では増設スロットに512MBを搭載しており、合計768MBとしているがタスクマネージャ上
ではコミットチャージの最大値を超えるときが散見され、メモリ不足の様相を呈している。

またWin-XPとLinuxが共存しているデュアルOSマシンであるためHDD容量40GBを各OSへ割付け
しているが、Win-XPへ割付けた容量が既に枯渇寸前状態となり、デフラグ実行時にHD空き容量不足
のためデフラグ実行不可の状態となっている。


 今回はメモリを上限の2GBに増設することと、HDをSSD換装し容量拡大を行う。

 用意する機材
1.DDR SDRAM PC3200仕様の1GBのメモリ二枚(BUFFALO) 2,899円x2
2.HDDを換装するためのIDE(PATA)対応のSSD CFD販売の64GB品を準備 9,480円
3.2.5”⇒3.5”変換ブラケット
4.2.5”HDDアダプタ(コネクタ変換)

 その他のツール類は前回のものを使用

手順としては
①メインメモリ増設⇒スリムタイプのデスクトップPCであるため、筐体のカバーを外せばマザーボード上の
 メモリスロットは容易に見つかる。
 先客の256/512MBを取外し1GBx2枚に交換、PCを立上げメモリの正常性とメモリサイズを確認する。

②現行HDDの内容をSSDへコピーし、HDDの取替えを行うのは前回と同様。
 HDDの取外しとSSD換装作業は、筐体の組付けがネジ止めではなく固定ピンによる「はめ合せ」である
 ため既存3.5”のHDのネジ穴と、変換ブラケットのネジ穴がピッタリ合っていないと組込みができない。

 ここが今回一番苦労したところである。
 変換ブラケットの工作精度がよくないため部分的に筐体側のピンを無理やり除去して組付けを実施。
 変換ブラケットはオウルテックの製品を使ったが、工作精度は中華品質…NG!


スイッチONしてうまく立上ればOK、デバイス認識のため再起動を実施する。

ベンチマーク結果はSSD換装前、換装後、さらにアライメント実施後の三つを記録
・SSD換装前


・SSD換装後


・SSD換装後(アライメント済み)

アライメントの効果は4Kのランダムライトの数字に反映している感あり。

 使用した感じは前回のBiblo同様Good。
GRUBからのWin-XP、Linux起動はともに問題なし。

【参考】
・今回使用のコピーツールではパーティションサイズの変更はWindows領域のみ対応していたので
 Linux領域のパーティションは従前どおりのサイズのまま。

・メインメモリの価格はこの世代あたりが分界点のようである。これより世代の古いPC用のメモリは
 希少価値?のせいか値上がり傾向。
 その値段でメモリを買うならPCを新調したほうがマシ、みたいな状況もある。


この後は東芝DynaBook 1850 SA120C/4へと続く・・・予定
※メモリの価格・相性問題HD容量サイズの壁に遭遇! 

H26.4.27
 Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正

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