大井川の風

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全国飴ちゃん探しの旅 加賀金沢 「おこしあめ」

2010-02-16 23:30:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。今日は静岡小松便で55分、その先バスで40分の金沢市から「おこしあめ」をご紹介します。


箱から取り出したおこしあめ。作っているのは観光ガイドには必ず載っている有名な俵屋さんです。加賀米と大麦が原料で、そのまま食べてもよし、料理の隠し味に使ってもよし、大根の薄切りの上に乗せてとけた汁を咳止めに使うなど用途はいろいろです。


さて、ここで「おこしあめの割り方」と書かれた説明書を読まねばなりません。必要な道具はタオルまたは新聞紙と金槌です。


最近は金槌などを使わなくなったので、在り処がわかりません。そこでプライヤ(大きなペンチ)を代用。


一発"すぱ~ん"振り下ろすと見事に割れました。割れ方は何とも幾何学的です。その美しさに見とれていると、大きさを測るのを忘れていたことに気づきました。ちなみに下にある箱の一辺が16cmです。
そして、割れた飴をさらに細かくするのはお好みです。夜店によくあった、飴をノミで割る光景を思い出します。


さて、この飴は常温で保存すると固まってしまうので冷凍室に保管です。「粘りが強い」とありますので、割れた飴が再びくっ付いてしまうのでしょうか。
俵屋 おこしあめ ¥1,575 金沢市