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大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

秋の夕富士

2008-10-29 23:28:13 | 島田・大井川・川根
朝の気温が10度近くになり、空気も澄んできました。
周りの山よりひときわ高くそびえる富士の夕景です。


撮影地:富士山静岡空港アクセス道路金谷・牧之原ルートから

FM島田 本日開局!

2008-10-01 23:58:43 | 島田・大井川・川根

江戸の昔、東海道島田宿は大井川の川越制度によって大いに賑わいました。宿内の人口は静岡県内では府中(駿府)に次いで二番目、日本橋から数えてもやはり二番目に大きな宿場でした。大井川が増水して川止めになると、江戸と上方それぞれの旅人が交流し、さながら文化の交差点のような宿場でした。

平成の今、島田市の人ロは約10万人。周辺の街と比べるとやや小さな街になりましたが、日刊紙や映画館など他の街にはない文化があります。これも江戸時代から続く文化の継承なのでしょうか。

その島田市に今日、新しい文化の発信点「FM島田」が開局しました。


周波数76.5MHz、島田市阪本の権現原と川根町家山と笹間に送信所がありますが、権現原からは上の写真の様に遠く焼津まで見渡せます。試験放送の時は東名の日本坂トンネルを抜けるとクリアーに電波を拾いましたので、聴取できる範囲は結構広いのではないかと思います。

24時間の放送中に朝昼晩夜の計7時間オリジナルの番組があります。ぜひ志太榛原全域に向けて新しい文化を発信してほしいと思います。
ま、個人的にはいつも車を利用して営業してますので、全県放送ではなかなか流れない、志太榛原の交通情報に期待しています。

※明日から5日間はおなじみの連載「富士山静岡空港の今!」をお届けします。

大井川夕立

2008-07-31 23:54:28 | 島田・大井川・川根
あっという間に青空が曇りはじめ、
山々の稜線が墨絵の世界になっていきます。

ここ数日は大気の状態が不安定。豪雨、雷に要注意です。

(富士山静岡空港島田展望台から)

7月の風景・・・朝霧

2008-07-27 20:27:16 | 島田・大井川・川根
夜明け前、霧が音もなく谷間を流れていきます。
牧之原公園から見た島田市相賀付近の山にかかる朝霧です。手前の橋は新東名の大井川橋。


こちらは牧之原から菊川・日坂方面の朝霧です。霧の中に高圧鉄塔が浮かんでいます。

7月の風景・・・夏休みの新金谷駅

2008-07-26 19:24:28 | 島田・大井川・川根
目いっぱい開けた窓から腕がのぞきます。
全国にSLが走る路線は数々ありますが、大井川鉄道は旧式の客車をそのまま使って、当時を再現しているところが最大の魅力です。

扇風機と窓から入る風が冷房の代わり。腕に煤がつくのは本物のSL列車の証拠でしょうか。


発車までのわずかな時間、SLを降りたお客さんが記念撮影に走ります。

梅雨から夏へ・・・その6 島田球場

2008-07-01 23:51:23 | 島田・大井川・川根
空はすっきりしませんが、島田球場に高校野球の懸垂幕がかかりました。
主催新聞社の旗も風に翻っています。

今年は五輪の影響か、また90回の記念大会で全国大会の出場校数が増えるせいなのか、県予選が普段の年に比べ10日ほど早く始まります。予定では島田球場は6日の1回戦から始まり、12、13、14、19、20日と試合があり、最後は22日の準々決勝までとなります。

まだ梅雨明け前、試合のある日は好天になってほしいものです。



梅雨から夏へ・・・その2 大井神社みそぎの祓い

2008-06-27 23:59:42 | 島田・大井川・川根
今年もまもなく半年が過ぎようとしています。

6月30日には大井神社で「みそぎの祓い」が行われます。
「みそぎの祓い」は半年間の罪や穢れを紅白の紙でできた人形(ひとがた)にうつして神前に納め、これからの無病息災を祈る行事です。境内にはその時にくぐる「大茅の輪」が置かれています。

子どもの頃は、この人形で頭をさすって「どうか賢い子になりますように」とか、脚をさすって「どうか逆上がりができますように」などと無理難題なお願いをしていた記憶があります。


葛飾北斎の裏富士十景

2008-05-25 19:11:56 | 島田・大井川・川根
その昔、遠く離れた西洋の画家ゴッホに影響を与えた葛飾北斎。
その北斎の有名な富嶽(冨嶽)三十六景に追加十景があるのを知りました。富嶽三十六景といえば神奈川沖浪裏を筆頭に関東甲信そして東海道から見た富士が描かれている北斎の代表作です。

表富士と呼ばれる26枚と藍摺りの10枚で三十六景です。私はこのシリーズが好きで、特に当時舶来のプルシアンブルーの顔料を使った藍摺りのシリーズは、青、紺、藍、蒼、碧・・・青系の色だけを使ってこれだけの表現が出来るのかと感動します。

そしてこの三十六景が好評を博したため、10枚が後で追加されました。これを通称「裏富士」と呼びます。その裏富士の1枚に「東海道金谷の不二」があります。
例によって紺青の大井川を渡る人々が描かれていますが、蓮台上の荷物や駕籠の屋根、肩車される旅人の荷物が緑色に統一されているのがおもしろいところです。

今の様子は写真の通り。富士も残雪が少なくなり「夏富士」に近くなりました。

三十六景46枚は>>>こちら
(島田市牧之原公園より撮影)