++Fuyuki's Diary++

ふゆきのなんやかんや日記

聴いて良し 観て良し

2013-07-31 | 日記
『青島広志の夏休みバレエ音楽コンサート』なるものに行ってきました。
青島先生、バレエ音楽、Kバレエカンパニーのダンサーが出演、極めつけが熊川哲也さんのトーク…となりゃ、もう行くっきゃないでしょ!…ということで(笑)


バレエ音楽を演奏するコンサートに行く機会はなく、これまでもっぱらバレエ音楽はバレエを観ながら聴いてきて、つまりオーケストラピットから聞こえてくるものだったのです。
オケピに入る人数と、今日の人数がどれほど違うものかはわかりませんが、やっぱりドーンと音楽がストレートに聞こえてきたり、ソロや音的に目立つ楽器を演奏している姿を見ながら聴くのは、バレエを観るのとはまた違った楽しさがありました。
実際にダンサーが踊った曲もあるのですが、音楽だけでも何となく記憶の中でだったり勝手に振り付けたりで、踊りが浮かぶんですよね。


普段はステージ上でダンサーが躍り、その前に設けられたオケピでオケが演奏するわけですが、今日はステージ上にはオケが並び、その手前に作られた特設ステージで何曲かKバレエのダンサーたちが踊りました。
実はKバレエを生で観るのは初めてです。(すっかり観なくなってからKバレエが誕生したもので)
若手ばかりだったのかな、若々しい踊りで、でも安定してていい感じです。
面白かったのは、ラストにプリンシパルの宮尾俊太郎さんが『ボレロ』を踊ったのですが、踊りはともかくとして、カーテンコール(カーテンはないけど)の時の一連の所作が、師匠?の熊川さんに何となく似てました。
やっぱり意識するのか、自然と真似てしまうのか…。
熊川さんのトークはもうちょっと聞きたかったですね。あくまで演奏メインなので(トークの)時間が限られてしまうから仕方ないんですが。
向上するためなら嫉妬も大事、というのが熊川さんらしかった。


『ボレロ』はベジャール振付のものではなく、ローラン・プティが振り付けたもの。
これはねぇ‥‥先にこちらを観ていれば何とも思わないのでしょうが、ベジャール版『ボレロ』を何度も観てしまった、しかもジョルジュ・ドンのを観てしまうと、どうにも物足りないというか‥‥比べちゃいかんのですけどね。
踊り=曲、と取るか、踊り=イマジネーション、と取るか、の違いかなとも思うのですが。
ベジャール版のだって、メロディを踊る人によって印象はかなり違うんです。
実はドンのよりデュポンの方が好きでした。
だから、勿論プティ版を否定する気はさらさらないんですけどね。
ベジャール版のインパクトが強すぎるということで‥‥。


青島先生のコンサート、クラシックを知ってても知らなくても楽しいですよ。
あの独特のしゃべり方がちょっと…という方はまぁ、アレですが(^ ^;)
う~~ん‥‥やっはり私は未だに先生の金魚の○○です(笑)
またやってほしいな、バレエ音楽コンサート。
来年もありそうですけどね。
少なくとも熊川さんがオーチャードの芸術監督をやってる間は。


話は全然違いますが。
帰りのJRで、横浜F・マリノスのエンブレム入り揃いのポロ&短パン?(ジャージ夏バージョン、みたいな)に身を包み、スーツケースを持った数人の男性たちと乗り合わせました。
時間的に選手ではないと思うのですが、肌は陽に焼けてるし、全員がエンブレム入りのお揃いを着ているということはユースか二軍選手かなのかもしれないのですが、なんかね、全員が小顔でそこそこイケメンで細身で…。
失礼ながら、野球選手には見られない光景で(笑)
‥‥誰たちだったんだろう?