ダイアモンド~原石さがし

結婚5周年を迎えた夫婦のマイペースな日記です。

パリ旅行記vol.19(4日目~ルーブル美術館②の巻~)

2010年11月13日 | パリ旅行記
長い階段の向こうに見えてきたのは…


「サモトラケのニケ」!!

ギリシャ神話の勝利の女神ニケ。
エーゲ海のサモトラケ島で発見されたヘレニズム時代の彫像です。

翼を広げた姿がとても美しく
本当に勝利に導いてくれそうな感じ。

教科書に載っていたとかで日本人にとってもこの彫像はとてもなじみ深いみたいです。
わたしは全く知りませんでしたが…。
どの教科の教科書に載ってたのか気になってます。
知っている方、教えてください。

ちなみにスポーツメーカー「ナイキ(Nike)」の社名の由来でもあり、
映画「タイタニック」でヒロインが甲板先端で両手を広げたポーズを取るのは
船の舳先に立つサモトラケのニケの真似事らしい。


まずは2階をまわります。

次に立ち止まって見たのは…

「聖アンナと聖母子」by レオナルド・ダ・ヴィンチ

わたし、この絵、大好きなんです
中学生の頃、この絵ハガキをもらったことがあって
ダビンチの絵画に惹かれるきっかけになった絵です。
そのはがきの絵は実物ほどカラフルではなくセピアでしたが。

ダ・ヴィンチ作ですがここはほとんど人がいなかったのでゆっくり見ることができました。


「民衆を導く自由の女神」by ドラクロワ

1830年パリで起きた7月革命の3日間を描いた作品。
自由・平等・博愛を象徴する旗を掲げて民衆を導く女神。
この女神はフランスのシンボルであるマリアンヌの代表的な例だそう。

ん?マリアンヌ?

たしか、前日リピュブリーク広場で見たのがマリアンナ像だったよね!?

コレ↓

フランスの歴史を知れば美術館も街のモニュメントももっと楽しめるのかも。


さらに進んでいくと…

ものすごい人だかり!

何があるのかわかりますよね。

もちろん、

「モナリザ」by レオナルド・ダ・ヴィンチ


ガラスのケースに入っている上、
柵より前には近づけないという超VIP扱い。
絵も小さいのでわたしのデジカメではあまりきれいに撮れませんでした。
(全然表情わからないでしょ…涙)
ゆっくり見たい絵ではあるけれど、とにかく人が多くて。
後ろの人のために場所空けてあげなきゃと思うと長居できないです。
ゆっくり鑑賞せず写真だけ撮った時、
自分がただのミーハーだということに気がつく…


そして「モナリザ」のお向かいには…

「カナの婚礼」 by パオロ・ヴェロネーゼ

モナリザの何十倍もあるとっても大きな絵。
ヴェネチアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ修道院の食堂を飾っていたものだそうです。
聖書にある婚宴の際に葡萄酒がなくなった貧者の家で起こるエピソードを
16世紀当時の豊かなヴェネチアに移し換えているのだとか。
詳しい話はよくわかりませんが、たくさんの人が描かれていて
きれいな青空が印象的なびっくりするほど大きな絵です。


「ナポレオンの戴冠式」by ダヴィッド

1804年にノートルダム大聖堂で行われた、
ナポレオンによる妻ジョセフィーヌの戴冠式。

ヴェルサイユでも同じ絵があります。

では間違い探し。

どこが違うでしょう!?


正解は…

左から2番目の女性のドレスの色が違います。
ヴェルサイユではピンクなのに、ルーブルではブルーなんですね。
この絵は同じ人が描いたもの。

ちなみにこんな大きな絵なのです。

わたしなんて豆粒ですわ。

これから1階の彫刻の部屋へ…。
有名なミロのヴィーナスも見てきました。

つづく…。

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2 コメント

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すごーい!! (けろにょりーな)
2010-11-13 07:22:14
日本人にもおなじみのものばっかり♪
たのしー!

そういえば何年か前、上野にドラクロワ来ていたのを見に行った覚えが・・・

芸術に触れたくなってきた~♪


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けろにょりーなへ (らら)
2010-11-13 10:25:13
パリの美術館(ルーブル、オルセー、オランジュリーなど)には
日本人になじみの深い作品が多いよね。見ていても
「これ知ってるーー!」となるから楽しいです。
ドラクロワ、上野に来てたんだー。
ドラクロワ、わたし「民衆を導く自由の女神」しか知らないから
いろいろ見てみたいな~。
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