八王子城山 １

このあいだ。

お久しぶりの八王子城山。


手入れの行き届いた城跡。
開けた御主殿跡。
ラピュタみたい

川沿いの道を歩いていて、
びっくりして立ち止まる。
急に耳に入ってきた水の流れる音。
コポコポ・・
あまりの心地よさに音だけに集中。

今回も姿を見れずじまいだったあの黒い鳥。
２時間前にはいたよって、
おじちゃんがデジカメを見せてくれて
もうそれで、いいか～ってうちら。

写真の富士見台。
山と山の間に見えるそう。
富士山。
雲で覆われている空。
見えたらこんな感じかなって想像。



高尾駅→霊園前バス停→古道→御主殿跡→詰城→富士見台→荒井バス停→高尾駅

八王子城山 ２

古道手前の広場に生えていた
５つのきのこ。

光を前面に受け止めて
神々しい程光っております。


マムシに注意の看板が多いな・・
万が一噛まれたら、すぐこの番号へって、
すかさず携帯に番号をメモりました。

カラスの抜けた羽をサンコウチョウの羽と間違う副ちゃん。
副ちゃんて、地面に生えてるキノコとかの扱いがぞんざいなんだけれど
(足でむしる)何で？って聞いたら、どんなのか見たいから・・だって。

八王子城山 ３

広々とした御主殿跡。

ここでお弁当広げてピクニック・なんていうのも
良さげです。
実際に２名ほどのんびりくつろぐ方が。

ここから直接詰城方面に登ります。
荒れてる・・
当時のままの石垣。
石垣の前で写真撮ってもらった。
いつのまにかズームになってて
顔しか映ってない。

キクラゲ採りました。
根元から。
蚊が一匹だけ。

あ・そうそう。
この日は１日中風が吹いていて
とてもとてもいい気持ち。
風～～って言ってた。
風が吹く度に、
２人で
「風～～～。」
両手を広げて受け止めます。

八王子城山 ４

タマゴダケ。
顔をだしたばかりで
まだカサが開いていません。

この赤、すごくギョッとします。
突然地面にあって。
雨降り後で何個か採りました。

採ったうちの１つ。
白い所がぬめってて匂いがきつくてテンション下がる。

この日の夜ごはん。
タマゴダケの天ぷらに。
キクラゲは次の日卵と炒めて。
色が薄いのより、濃いほうがおいしいって言ってた。
食べて納得。
薄い色のキクラゲは土の味がほんのりします。
(全然好きじゃない味)

八王子城山 ５

大蛇の腹の中ではありません。

富士見台からバス停までの帰り道。
あんまり人も通らなそうな渋い道。
クネクネ・ボウボウ。
真っ暗。
ここ、１人だったら
ワーワー言ってる。
言うよね・・
千と千尋の事思い出してた。
あのトンネル。
行きと帰り、一緒の絵じゃない？

草が伸び放題の道。
歩いてて、伸びたツルが
ほっぺたにツルリと触れてくる。
ゾワワー

コンクリートの道に落ちてた大量の梅。
副ちゃんがシロップにするって何個か拾ってた。
しばらく歩いてて、フト
「あれ、そんなに大したもんじゃなかった。」
って梅のこと言ってて笑う。
だってどう見ても落ちて時がたってる風のオレンジ梅。
匂いはいいです。

城跡のパンフを帰ってから見る。
雪景色の写真もあって
冬もいいかもって思う。

後、あの川の音をまた聞きたいです。
音と宇宙に２人きりで放り出される感覚は癒し。