どんぐり山(ピタとピチ)

○次回出店 ―

谷川岳 おまけ 1

2014-03-30 | 登山 雪
四郎さんから送られてきた写真。
のせます。

ラッセル最中、
出来たばかりの足跡をたどる。
リュックにつけたワカン。
今回一度も使わず。
そう、ワカンの使い方にまだ慣れておらず
すぐに外れてしまう。
練習せねば。

そういえば、下りの途中で見つけた、
雪の上のワカン一式。
ワカンが落ちてる~って話していたら、
後ろから来た男性が、それ、僕のですって。
聞くとリュックに付けていて、外れたことに気付かずに
そのまま頂上を目指したとの事。
見つかるとは思っていなかったみたいで
喜んでおられた。
それを聞いて、日本って平和だね~とシミジミ、うちら。

谷川岳 1

2014-03-26 | 登山 雪
こないだの金、土で。

当初の計画は白毛門の往復。
大雪の為急きょ予定を変更し、
(日本海側は大荒れの天候だった)
天神平から谷川岳の往復に。

1日で60㎝以上積もり
積雪465㎝に。
465って・・・・小屋も木々も埋まります。


今回の山行はハプニング続きで、
とてもとても思い出深いものとなりました。

山での天候もくるくると変化し翻弄されます。
晴れ、曇り、風、強風、強風、晴れ・・と。
いろいろ味わえて得した気分。


晴れてる時に見えた周りの山々。
空が近くに感じる。
後ろから太陽の光を浴びながら
なぜか空を背負ってる気分になって
ゆっくり上を目指します。
(1歩1歩が惜しい、登りの道)



群馬県 谷川岳(1977m)
湯檜曽駅→谷川岳ロープウェイ→天神平→熊穴沢避難小屋→天狗の留まり場→ピストン

谷川岳 2

2014-03-26 | 登山 雪
金曜日。

18時頃に水上に到着。
雪が降り続いてる・・
この日テント泊予定の土合駅。

除雪されてない・・車、1台も停まっていません。
雪をかきわけ1人で駅内を偵察。
あれ・・団体さんが中で宴会の準備をしてる。
多分電車組ですね。
ここに車を停めたら次の日に出せなくなると判断し、
素泊まり旅館を探すも満室との事。

土合駅に着くまで、
テントで過ごす時間を楽しみにしてて
そして旅館に変更し、
布団で寝るなんてそんな贅沢もたまにはいいかなぁって
ポワンとなって、とにかくそわそわとした時間でした。

谷川岳 3

2014-03-26 | 登山 雪

で、結局、今日の寝床。

フフ
水上に着いた時に、
雪がチラチラと舞い
樹氷が連なる道。
そんな風景を見ていたら
何だかこれから露天風呂にでも入って
しみじみと一杯・・なーんて想像してしまったけれど。

もの好きにもほどがあって、笑いがこみ上げます。
ビューーーオオオーーーと風の音がまた、いい。

谷川岳 4

2014-03-26 | 登山 雪

至福の時間。

次の日は山で、
そしてお酒をひっかけて
豪勢なお寿司。
四郎さん持参のおいしい煮物と菜の花のからし醤油和えとともに。


この時間の為に山に登るんじゃないかなぁって
思っていたあたり、多分酔っぱらっていたのだと思います。

ここの場所。
貨物列車が通ると
ものすごい轟音とともにテントが飛ばされるほどの暴風。
それを子守唄代わりにぐっすり眠った10時間。

夜中に誰だか1人横を通り過ぎていったと四郎さん。
朝起きたら、おとんのヘッドライトが遠く離れた側溝に落ちていて
蹴飛ばされたと不服のおとん。

谷川岳 5

2014-03-26 | 登山 雪
土曜日。
快晴。

風の為、運転開始時間が遅れたロープウェイに乗り込み
9時に天神平着。


2年ぶりのこの場所。
まだ誰も滑っていないツルリとした白い斜面が美しいです。
雲の陰の水色。

まぶしすぎる光を受けてすぐにサングラスをかける。
ここでおとんはワカン。
四郎さんと私は12本爪のアイゼンを装着し、出発。

スキー場の右端からすでに他の登山者がとりつき始めていて
後に続きます。

谷川岳 6

2014-03-26 | 登山 雪

尾根に出るまでの登り。
トレースがなくて先頭の方がずっとラッセル。

交代しなくていいのかなぁって思う程
後ろから見ていて大変そう・・・

2人組の男性。
最後の急登に道を作っているところ。

ありがたく出来た道を登らせてもらいました。
新雪が60㎝位だから道を外れると埋まります。

谷川岳 7

2014-03-26 | 登山 雪
ラッセルの為(進むのに時間がかかる)、
後ろに登山者の列が出来ていて
結構な人数が尾根にとどまる。

先頭の方がこの先の道が不明瞭とのことで
道が分かるおとんがラッセルする事に。

そこに続くみなさん。



天神山へと続く広い尾根に出るまでラッセルを続けたおとん。
天神山から下りてくるスキーヤーやスノボーの方々が
サーっとうちらの横を通り過ぎていきます・・・

谷川岳 8

2014-03-26 | 登山 雪
広い尾根を少し下ったところ。

以前はここからトマノ耳とオキノ耳が見えたのだけれど・・
頂上はガスに隠れて見えません。



晴れたり雲の陰にかくれたり。
うっそうとした白い時間。

溶かしたみたいな白い山と
墨色の木々を見た時に
水墨画の中に紛れ込んだ気分になりました。