どんぐり山(ピタとピチ)

○次回出店 ―

谷川岳 1

2012-04-16 | 登山 雪
こないだの日曜日に。

四郎さん、田村さん、隊長の4人で。
槍ヶ岳以来のメンバーです。
ベテラン勢に囲まれて、
安心しきって登ってきました。

心配だった天候も問題なく、
すっかり晴れた青空の下。


まぶしくて、まぶしくて、
サングラスを外して直視したのは、ほんの5秒位だったなぁ。
もっとサングラスごしじゃなくてちゃんと見てもよかったかもと、
今さらながら思います。



土合駅→天神平ロープウェイ→オキノ耳→トマノ耳→天神平ロープウェイ

谷川岳 2

2012-04-16 | 登山 雪
土合の駅。


土曜の夜に到着し、ここでテント泊。
登山者であふれかえっていて、びっくり。
(正直、駅でテント泊なんてうちらだけだと思ってた)


着いた頃には、星がたくさん出ていて
駅の外で、目の前の山と、黒い空と、点々の星を眺めてた。

夜の暗い、暗い、真っ黒の山を見ると、
背筋がゾッとして、あの闇に対して恐怖を感じます。
ブルッと身震いするような。
敬意をはらうような。
明日、ちゃんと山に登ろうって、改めて思う。

谷川岳 3

2012-04-16 | 登山 雪
テントの中。

各自持ち寄りのお酒。
日本酒、ワイン、トマトのお酒(評判よくありません)、ビール・・・
日本酒、おいしかったなぁ。
四郎さんが持参してくれたおいしい煮物をおつまみに。

みなさんグイグイ飲みます。


隊長が、19歳の冬に谷川岳で遭難した話。
ずーっと何回も聞かされてた話。
なんとその遭難の時に隊長たちを発見してくれた
第一発見者が田村さんでした。

びっくり。
あの時に、救助されてなかったら、うちはこの世にいなくて
それは発見してくれた田村さんのおかげで。
隊長は助かって、うちも産まれて
そしてテントの中で日本酒片手に、笑いながらその話を聞くこと。



当時、対策本部が設置され、田村さんは色々と走り回ったそうです。
ご飯も立って食べる位、探してくれたそう。
隊長たちは、発見された後に凍傷の足を一晩中マッサージしてもらったらしいのですが
その事について文句言ってて笑った。
今は、凍傷になったらゆっくりお湯で温めなくてはいけないらしく
凍った毛細血管をバキバキにされたと、恩人の前で言う、隊長。

谷川岳 4

2012-04-16 | 登山 雪
ハロウ。
こちらは、天気です。



日曜の朝、始発のロープウェイに乗って
天神平へ。


紫外線対策で、性別も何も分からない怪しいいでたち。
(写真撮る時に、つい笑顔に。そして、笑顔も何もないわと、しばらくして気づいた)

谷川岳 9

2012-04-16 | 登山 雪
ここは、どこだろう。
そう、思うくらい。

多分、今まで見た事のないような場所だった。
あまりの景色に息苦しくなるほど。


天神平がもうすぐの斜面で、バランスを崩し、尻もちついた。
そのまま尻もちつきながら下まで滑る。
楽しくて、あのマスクの下でワハハハと笑いが止まらなかった。
振り返ると、雪の斜面にうちの尻跡。




また、あの場所に行きたいです。

オキノ耳と、トマノ耳

2012-04-14 | 登山 雪
谷川岳は、オキノ耳とトマノ耳と呼ばれる2つのピークを持つ双耳峰。
今日、これから土合の駅まで行ってきます。

土合の駅でテント泊。
日曜の朝から登ります。


西黒尾根から登ってみたいと提案した所、
雪の具合が分からないからと即却下。
西黒尾根は3大急登と呼ばれる所で、
去年黒戸尾根を登ったのでちょっと登ってみたかったんです。


谷川岳は、2000mも達してない所なのに、森林限界も1500mと低く
4月とはいえ、まだまだ雪深い所です。

小さい頃、家族で天神平まで行った事があって
林道の脇の壁に谷川岳で亡くなった方々の名前が彫られている石碑が並んでいて、
そのあまりの数の多さに衝撃を受けたのをすごく覚えています。
こんなに亡くなる方がいるのに、なんで山に登ろうとするんだろうと。

隊長も谷川岳で昔遭難してるし、その話を何回も聞いていて
(その時に助からなかったら、うちは産まれてないとか・・)
印象強い山です。


今回もまだまだシャリバテの怖さを引きずってるので(しつこい)、食料多め。
テントでお酒飲むの楽しみだなぁ~。
今はまっているトマトのお酒。あらびき胡椒をかけるとおいしい。

では、行って来ます。