どんぐり山(ピタとピチ)

○次回出店 ―

天狗岳 1

2015-06-09 | 登山 八ヶ岳

女子2人

そういえば夏は初めてでした。
3度目の天狗岳。



天狗岳(2645m)
・7日 茅野駅→渋の湯バス停→八方台分岐→黒百合ヒュッテ泊
・8日 黒百合ヒュッテ→天狗の奥庭→西天狗→東天狗→白砂新道→本沢温泉→しらびそ小屋→稲子湯バス停→小海駅

天狗岳 2

2015-06-09 | 登山 八ヶ岳

登り口の、渋の湯。

ここに着くまでの
ハプニング。

あずさ5号で酔う2人。
(前の座席の斜め具合に視界が混乱)

そして茅野駅前のスーパー。
御惣菜やおにぎり。
この日のお昼を「さいとうや」で買おうって
意気込んでいたのに・・
まさかの定休日。

おにぎりがないなんて・・
シャリばてを心配しながら
揺れるバスの中。

渋の湯について硫黄の匂いを嗅いだ時に
ハプニングが全て吹き飛びます。
気持ちが切りかわる。

青色のジャケットを着ているブイ子が新鮮。

初めての場所で
登り口が分からず
先人の後ろ姿を追ったりと
そわそわとした始まりの時間。

天狗岳 3

2015-06-09 | 登山 八ヶ岳

黒百合ヒュッテまで2時間半。(コースタイム)
4時までに小屋に入ろうってそれだけ決めて
ゆっくりのんびり気ままに登ります。

後ろを振り返ると大抵カメラを構えているブイ子。
キッコロ・モリゾーの森の中。
箱にびっしり詰められたウニみたいな植物。
小枝チョコみたいな小枝。

途中お腹が空きすぎて
ピーナッツパンなどをほおばるも
もう・・・甘いもの食べたくないって
レモン味の柿の種をもらう。
とうとう我慢できなくなって
2日目のお昼用に持参していたカップラーメンに手を出しました。

あれ?トマト味だと思ってたのにチリトマト味だ・・なんて言ってる。
うちはいつものシーフード。
あったかさが胃にしみます。
おいし~い。

食べたら元気になって寄り道にも拍車が。
折れてるコメツガの枝。
ものすごい重いのになぜか持ちたくなって
その姿を写真に撮ってもらう。
つられるブイ子。

おじいさんに見える苔の木の根元。
岩がゴロゴロの中、足元に流れる小川。
写真の天国。
通勤の道がここだったらどう?っていつもの話。

4時間位、満喫。

天狗岳 4

2015-06-09 | 登山 八ヶ岳
黒百合平の黒百合ヒュッテ。

小屋前にはまだ雪が。
桜のような花も咲いています。

中に入るとみなさんまったりしてる。
写真をバチバチと2人。

ガラスが青い。
光をうけて輝きます。

受付を済ませて
まずはあれ。

目を輝かせる私。
そう、まずはの
到着の乾杯。
(お酒は私だけ)

天狗岳 5

2015-06-09 | 登山 八ヶ岳

百合のガラス細工。
そしてお酒のメニュー。
気になるものが小屋にはたくさん。

持参した缶チューハイに続いて
地酒の高天。
ワンカップ。
(にごり酒は売り切れ)

この後、
小屋前の岩場に登ろうって話していたから
ほろ酔い前にストップです。

くつろぐ部屋の真ん中。
ストーブが焚かれていて
太陽以外の暖かさが久しぶりって思う。


天狗岳 6

2015-06-09 | 登山 八ヶ岳

小屋からすぐ。
高台の岩場から見えた景色。

天狗の東と西
スリバチ池
ここの場所。
鳥の天国。

今回何度も足を運ぶことに。
(3度)


小屋に戻り
夕食を済ませて外へ。
白くけぶる辺り。
残念、岩場からの夕日を諦め向かう場所。
テント場越えての片道5分、
中山峠です。

木道の歩きやすい道。
2人とも小屋のサンダル履きで。
今日は黄色のテント、1組のみ。

とにかく小屋前・岩場・峠と
ちょこちょことカメラを持って動き回る2人。

元気ですねって言われる。

天狗岳 7

2015-06-09 | 登山 八ヶ岳
2階の寝床。

窓の外は暮れの青。

雑魚寝は慣れていたのに
この日は何だか寝付けない・・って思ったら
頭を突き合わせて眠るのは初めてで
すかさず1人、枕の位置を逆さまに。


バチっと電気が消えた時に(消灯時間)
泣きそうになったりと
山小屋で過ごす時間をじっくりと味わいます。


毛布が一番上の掛け布団の順番。





天狗岳 8

2015-06-09 | 登山 八ヶ岳

夜8時にはお布団に。

喉が渇いて何度も目が覚める。
(もちろん真っ暗な部屋)
トイレに行こうと体を起こすと
窓側に寝ていたブイ子が窓の外を見て1人、
「星が出てる・・・」ってつぶやいている。

寝ぼけてた私。
ブイ子のその姿に戸惑うことなく
え?ホント?なんて言って
1人小屋の外に。

今思い返すとこの一連の流れ、
笑える~~
ぼんやり座り外を眺める姿。
月明かりに照らされて。


寒くてすぐ小屋に入ったけれど
ちょうど日をまたぐ頃。
小屋の真上にはたくさんの星。
東の空。
斜め上に輝いていた月。
ジーーーっと眺めるよりも心に残るのかもしれません。



3時40分起きのすがすがしい朝。
温度計は0度を表示。
寒いよ~

天狗岳 9

2015-06-09 | 登山 八ヶ岳

日の出の時間は
大体4時20分頃。
小屋の外で歯磨きしてたら
(小屋の外で歯磨きするの大好き)
ブイ子も起きてきました。

着込んで岩場へ。

ヘッドライトもいらないくらい。
雪の上を歩くときは慎重に。
起きてすぐに岩登りなんて
笑っちゃうくらいにいいなぁ。

薄いモヤの空気。
東天狗と西天狗の間には
小さくなったお月さまが。

だんだんピンク色に変化していく空。
空を映すスリバチ池の色は変わっていたかな。

そう・・何だかおぼろげ。
6月だからなんとかなるって
寒さ対策を怠る。
ズボン下のスパッツも履かず
手袋もなし。

冷えた岩場に座っていたら
お腹が痛くなってきて
寒い・・寒い・・・と
こんなロマンチックな空間なのに
岩場の陰に縮こまる私。

天狗岳 10

2015-06-09 | 登山 八ヶ岳

日が出た。

寒すぎてもうここでギブアップ。

今、この時の事を思い返してみます・・・

濃いピンク色に変わった方向から
太陽が出るものだと思っていたら
大分ずれたところから顔を出したこと。

雪をまとった北アルプスが見えたこと。
(ただ、見えた・・と思った)

ウグイスの鳴き声。

ここから見える東天狗までの道のり。
登りにくそうなガレ場に見えた。

寒いと、
寒い・・しか思わなくなるものですね。
どんな景色の中ででも。

名残惜しそうなブイ子。
私の方がモコモコダウンなのに
全然寒くないって。
うらやましい限り。

ササササーーっと小屋まで下る。
(温度計、3度に上昇)