どんぐり山(ピタとピチ)

○次回出店 ―

副ちゃん 立山 1

2014-08-20 | 隊長の登山
7月の終わり

おとんと副ちゃん・立山の縦走へ。
あれ・・去年の徳本峠に続いて3人で行くって言ってなかったっけ?
・・いつの間に。

天候を見てサッと登りに行けるのは
なんとも羨ましい限りです。

室堂の雷鳥沢ヒュッテのテント場横から
沢を越えて雷鳥坂の残雪を登り剣御前小屋で1泊。
次の日は真砂岳、大汝山、雄山の縦走と
おとん行きつけのコース。


剣御前小屋、大好き。
まだ2回しか泊ったことがないけれど
稜線上で室堂のカールも見渡せて
晴れたら剣。
そして朝日も、日の暮れも
両方見ることが出来るんです。
(ここで石族作ったのもだいぶ前の思い出)

今回初めて泊った副ちゃん。
副ちゃんも、すごい気にいってる風で
小屋の前で何枚も何枚も撮った写真を見せてもらいました。
あまりにもきれいだったのでのせます。

これを見た時に
雨の登山がいいなんていってたけれど・・・
なーんて思いました。

副ちゃん 立山 2

2014-08-20 | 隊長の登山

フフ
うらやまし・・・

これは西側ですね。
下からガスが上がってくるところの写真だそう。

目の前で繰り広げられる
瞬きすらもおしんで
私もこの場所で
同じ景色を見てました。

おとんはもちろん小屋で酒。
ここに泊って
この雲の動きを見ないだなんて・・
嗜好は色々ですね。

副ちゃん 立山 3

2014-08-20 | 隊長の登山


なんと
ブロッケン現象が何回も見れたって。
遠くのガスに自分の姿が映される。
虹色に囲まれた影だそう・・
おーーいって両手を振ったそうな、
副ちゃん。
(真ん中に写ってます)

いいな、いいなぁ
うちは
ブロッケン現象にあったら
ドスドスその場飛びしたい。

副ちゃん 立山 4

2014-08-20 | 隊長の登山

2日目の朝日。

残雪が
ピンク色に染まってたらしい。

ガスの幕開け・ブロッケン現象・夕日・朝日・
残雪のピンク・・・・
そう、そう前の日
爪の月。
いい事ばっかじゃないですか。

ブロッケン現象見れた時
一緒に見てた方々に
これ見れたから、いい事あるんだよって言われたそうですが
見れたことが一番いいことじゃない?

ムム・・
鍵は、無心かな・・

副ちゃん 立山 5

2014-08-20 | 隊長の登山

小屋の周りから撮った写真
5枚のせました。

最後は剣に向かう残雪のトラバース。
朝日にあたって例の色。


この小屋は
稜線上で水も豊富ではないのに
ご飯がものすごくおいしい所。
そしてバッヂやバンダナなどのグッズがかわいいんです。
雷鳥とホシカラスに出会ったことを思い出しました。

また行きたい。
毎回、室堂の帰りには大町の温泉郷に寄るのだけれど
その温泉でいつも飲む100円のジュースが本当においしい。
あれ・・何ジュースだっけなぁ。
梅・・ザクロ・・

焼岳 1

2014-08-16 | 登山 北アルプス
台風一過の3日間。
ベテランさんお2人と。

天気予報がコロコロ変わり気が気じゃなかったこの山行前。
西穂の往復・焼岳への縦走・・の予定をギュッ縮めて
焼岳のみとなりました。

西穂、私の中で幻の山となっています。
拒まれたのはこれで4度目。
いつか踏めたらいいな・・頂上。


唯一の晴れ予報だったこの日。
なのに朝からの雨。
朝の5時頃、天幕をしまう場面になって
シトシトと降り始めました。

雨音を聞きながら登るの、
私は好きなんだけれど・・
おとんは完全にやる気を削がれたのか
上高地の散策でもいいかぁなんて言ってた。

沢渡からタクシーで中の湯上の登山道入り口へ。
ここらへんザーザー。
すでに上下の雨具をまとってます。
分厚い雲。薄暗い樹林帯の下。
ゆっくり登り始めるも、
どんより具合にまだ馴染めません。
暑くなって、脱ごうにも
雨に濡れるので我慢。

袖口から雨が。
もう体の不快。
そして同時に感じる雨の嬉々とした音。
白くけぶるしっとりとした木々の美しさ。
そう、混沌です。



焼岳(南峰2455m)
沢渡前泊
中の湯・焼岳登山口→広場→北峰→中尾峠→新中尾峠→焼岳小屋→上高地→新島々駅・のりくら旅館泊

焼岳 2

2014-08-16 | 登山 北アルプス
樹林帯を1時間以上登って、
開けた広場に出ます。
二峰の頂上がうっすら見える。

ここまでの登り途中、
引き返していたパーティ2組。
「雨やみそうにないから・・」
「また来ます」って潔く下っていかれる方々を見て
多少なりとも心が揺れる。

足元はぬかるみ、
靴は泥に浸かる。


何ヶ所かぬかるみに大木が渡してあって、
その上を通ります。
滑らないようにと
表面に切りこみのあるすすけた大木。
雨にぬれてテラテラ光り、
茄子の煮びたしそっくり。

いつものように1時間行動して一本たてる。
雨の為ゆっくりできません。
立ち止まると寒くなって、
朝に沸かして入れたテルモスの中の
レモンティーがとてもおいしかったです。
真夏なのになぁ。

焼岳 3

2014-08-16 | 登山 北アルプス

岩にかかれた2300の文字。
もう少しで頂上です。
他の登山者も増えてきました。

稜線上のどこからか、
雲の動きとは違う
ガスのモクモク。
温泉卵の匂いも。

森林限界も越え、ひたすら高度をかせぎます。
緑に溢れたなだらかな斜面。
小雨になったその雨を
シンシンと吸収するさまを見て
ハッと気持ちが切り替えられました。
雨の山もいいものだと
この時思いました。

植物たちが生き生きとしているようす。