どんぐり山(ピタとピチ)

○次回出店 ―

西穂高岳 1

2015-08-22 | 登山 北アルプス

いつもの3人で。

ようやく目指せた、西穂の頂上。

今まで何度も計画が上がっていたのに
天候の悪化や、ロープウェイの運休などで
ことごとく中止になっていた西穂へのアタック。
私にとって遠い存在の山でした。

よくよく考えると初めて西穂への計画に入れてもらった時は
3月の厳冬期・・・
今回、この岩稜帯を経験してみて
もし雪の積もった状態だったら本当に厳しかったろうなぁってシミジミ。
(特に独標以降)

切り立った岩場をよじ登り、
そこを越えて
また慎重に下る。
その繰り返し。

156㎝の高さをとても意識します。
156㎝ってなんて高い。
そう、私の背丈は156㎝。
狭い岩場にすっくと立って、下を見る。
ゾクリと背筋。
しゃがむと何も怖くなくなって
初めてこの身長の事を思う。


西穂高岳(2909m) 
・19日 新穂高ロープウェイ→西穂山荘
・20日 西穂山荘→丸山→独標→ピラミッドピーク→西穂山荘→新穂高ロープウェイ

山から湧き出る白い靄。

西穂高岳 2

2015-08-22 | 登山 北アルプス

しらかばだいらでお昼を食べてから
ロープウェイに乗り込み出発。

今まで乗ったロープウェイの中で一番スリルがありました。
ジェットコースターみたい。
(今回のどんな岩稜帯よりも怖かった。
ロープウェイに乗り込んだ全員の「うわ~」という心の底からの叫び)


千石平園地を歩き
コメツガと握手。
気温もガラッと変わって肌寒い程。

この避難場所に計画書を提出して山荘を目指します。
コースタイム、1時間半だから気楽~

西穂高岳 3

2015-08-22 | 登山 北アルプス

30分に1本休憩を入れて
丁度1時間半で到着。

西穂山荘です。

テント場からパシャリ。

着いてすぐに生ビールを頼むおとん。
お腹が冷えたので私は甘酒。
おいし~い。
おしるこなんてのもあります。
ソフトをパクつく男性の姿も。

山荘前のテーブルとベンチが憩いの場。

西穂高岳 5

2015-08-22 | 登山 北アルプス

相部屋(8人部屋に8人)で支度をすませ
西穂高へと続く小高い場所に向かう。

一登り。

ここでホシガラスに出会い、副ちゃんと大興奮。

雲が流れていくさまを
じっと見ます。

この山の色は、何色?

大好きな雰囲気の色。
ズーーン。

真っ白に覆われた笠ヶ岳が顔を出した時。
それに気付いてハッとする瞬間。
明日向かう稜線を確認したり。

岩の上に寝転び、真上の空の
垂れこめる灰色を映します。
夕食前のこの時間が至福。

西穂高岳 9

2015-08-22 | 登山 北アルプス
戻ってここは、ぎゅうぎゅうの相部屋。
書庫から選んだ永沢くん。

ヘッドライトをつけながら
布団の中で読むのはなかなかおつなもの。


この日は1つの布団に1人のスペース。
混んでいると、1つの布団に2人・・もしくは?
空いていて良かったです。


私たちの部屋は2階の端っこ。
階段に灰色の長袖のようなものが落ちていて
誰だろう・・
なんだか汗ばんだ肌着のようで
誰も拾いたくないのかしばらくそこに。

次の日の朝。
おとんがグレーの肌着がないって騒いでて
副ちゃんと顔を見合わせる。
あれ・・おとんのだったんだ。

受付の横に置いてあったそうです。
無事おとんの元へ。

西穂高岳 10

2015-08-22 | 登山 北アルプス

2日目。
朝5時起きの朝食5時半。
そして6時に出発です。


昨晩の夕ご飯時に聞いた天気予報では、
朝の6時には雨もよう。
雨の登山を覚悟していたらなんとかもって薄曇り。
周りの山々もはっきり見えます。

振り返り、山荘の赤い屋根。
その奥の焼岳は、
去年ザンザン雨に降られた思い出。

短パンの足元が寒いよ~