どんぐり山(ピタとピチ)

○次回出店 ―

どんぐり山

2013-01-30 | どんぐり山
山か、もしくはドングリの日々って・・
なんて思いつつ、
今日もドングリ。

これ、ドングリ山の写真の切り貼り。
写真の切り貼りって、なんてアナログ。
アナログだけあって
ものすごい味です。

高尾山 1

2013-01-30 | 登山 高尾山
こないだの日曜日に。
隊長と高尾。
去年の10月以来。

すっきりとした空気の快晴。
雪がまだ残ってるのを期待して
軽アイゼン持参。
(なんちゃって6本爪)
雪用のスパッツも。

景信山と陣馬山の分岐手前の登り。
この辺りは雪はありません。
分岐以降道が凍り、
登られている大半の方がアイゼン使用。


青空だけあって、日が当たる場所は恐怖のグチャグチャ。
ここでは何としてでも絶対に転びたくないって
2人で言ってた。

前を歩いてた隊長が、グチャの真っ最中に
(城山から下る階段途中)
ツルっと転びそうになっていて、
うわ~っと思った瞬間、
素晴らしい立て直し。
こう、両手を上げて全身でバランスをとる
必死の後ろ姿。
人ごとじゃないけれど、笑った。


高尾山
小仏バス停→景信山→小仏峠→城山→高尾山迂回→薬王院→高尾山口

2人とも転ばず無事帰還。

高尾山 2

2013-01-30 | 登山 高尾山
城山手前の道。
雪。


景信山から小仏峠までの道は、1人です。
そう、景信山手前までは前を歩いてた隊長。

先に景信山の頂上茶屋に着いていたはず。
遅れて到着して、上の茶屋からズラリと並ぶベンチを眺めても
隊長の姿はナシ。

フ・・今日も調子が良さそうだったから
ここで休憩せずに先に行ったんだ・・って
ちょっと、ヒド~って思いつつも
休まずそのまま1人で下ってた。

フト・・普通、山をやってる人だったら
いくらなんでも頂上、分岐の峠は人を待つものじゃないか・・って
頭をよぎる。
まさか頂上手前にあったトイレに入って
うちの後から到着したのかも・・と
結構来た道を頂上に登り返した。
(グチャの登り)

再び、休憩出来そうなベンチを眺めても、
どこにもいない隊長。
また1人下る・・・

多分小仏峠で待ってるんだ・・。
うちの携帯一切繋がらないし、
怒りから、
高尾で転落、遭難64歳男性・・っていう心配まで
考えが及んだところで峠に到着。

あれ~~~?隊長いないや。
うちが1人で先に来ちゃったんだ。

15分位遅れて隊長到着。

聞けば、景信山って茶屋のさらに上にピークがあるらしく
そこの手前でずっと待ってたとの事。
えー今まで何回も登ってた山なのに全然知らなかった。
悪いことした。

高尾山 3

2013-01-30 | 登山 高尾山
景信山の一件でだいぶ時間をロスしてしまったけれど、
気を取り直して高尾山手前の茶屋を目指す。

そこでお昼。(加ト吉冷凍きつねうどん)
お昼を食べた後は、いつものコースでさっと下ります。

高尾山て、本当にいいなぁって思う。
近いし、いろんなルートがあるし、
ピクニック気分で登れる山。
(人ごみを避けて高尾山の頂上は毎回迂回)


この写真、城山のグチャグチャ具合。
どんな天気よりも苦手かもって、今回新たな発見。
(晴天のグチャよりも、景色の見えない雨の方が好き)
そう、どうにかこの泥だらけの道を
楽しくする方法はないかとあみだしたのは、
泥をチョコレートと思いこむ事。
初めは成功してたけど、
成功しすぎて気持ち悪くなっちゃった。
チョコ酔い。

米山 1

2013-01-16 | 登山 雪
こないだの3連休で、新潟県の米山へ。
隊長、山の会の方々と総勢8人。

1月の新潟と聞いて、一瞬ひるんだ今回の山。
(新潟の山に登るって言うと、本気で心配してくれた周りの方々。)
ただ、実際に経験したいことがたくさんあったので
登ってきました。

経験したかった事↓

・吹雪いた山
・無人の小屋で1泊
・ワカンの装着
・寝袋で極寒の中寝ること
・日本海沿いの山に登ること


その日の天気予報は、雨マーク。
登りながら、振り向くと日本海っていう状況は諦めていたけれど、
なんと1日目はどうにかもって、見れました。
後ろに広がる真っ白な棚田と日本海。
強烈な風と深い深い雪。


新潟県米山(993m)

・1日目 大平駐車場→米山山頂→山頂避難小屋泊
・2日目 避難小屋→大平駐車場

米山 2

2013-01-16 | 登山 雪
大平駐車場から頂上まで、夏道だと2時間半。
トレースが少ないし、大雪の為
冬は結構な時間がかかる。


冬の登山て、荷物が大きい。
いつもは40リットル以下のリュックなのに
隊長から借りた55リットルのリュックをしょって登ってた。
おも・・
「♪肩に~くいこむ~ザックに耐えて~」っていう
小学校で習った歌が頭をめぐるほど。
(それだけに休憩時にリュックをおろした瞬間、
そのまま体が飛んでくんじゃないかという程
軽く感じた。)

踏み跡の幅が、みなさん広い。
急登が続き、
登りではワカンを付けていない為、
何度も片足がズボーーーーっと雪に埋まり
それを戻すのに体力使う。
(連続で埋まるともう笑いが起こる)
夏とは全く違う体力と神経の使い方、
忘れてた・・。


樹林帯を抜けて頂上付近まで来たところで
吹雪いてしまい、小屋が全く見あたらない。
荷物を置いて1人ワカンを履き、
小屋を探しに行く隊長。
何だか後ろから見ててワクワクした感じだったなぁ~
(聞くと、久しぶりに使ったワカンの調子が良かったとの事)

米山 3

2013-01-16 | 登山 雪
風をさえぎるものがなく、
踏ん張らないと飛ばされそう。

小屋が見つからないし
吹雪かれたのが初めてだったので
実は1人で結構不安だった、
この小屋発見前の時間。

次の日には踏み跡が消えているからと
わずかに出ている木の先に赤テープを巻いていたり、
私以外の皆さんは海外の雪山も経験されているので
大丈夫だって思いつつも、
この薄暗く、ブオーーーっと吹雪いてる中歩いていると
どことなくドンヨリ・・・

横からの風で横髪が目の前になびいてて、
どけても意味がないくらいの風なので
横髪ごしの雪だな・・・って思いながら
髪ごしの足元の雪ばかり見て歩いてた。

米山 4

2013-01-16 | 登山 雪
初めは、岩の塊だと思ってた。
よくよく見たら、とうとう小屋。

うれし~~~
吹雪いてて見えなかったけれど
意外と近くにあった。



小屋を見つけるちょっと前、
どんより歩いてた時に、
パッと周りがオレンジ色に包まれて
その時にふわ~っと安心感というか
さっきまでのどんより感が一気に晴れた。


ワっ、何これってパッと頭を上げたら、
それは光。
今まで太陽の周りにあった重く厚い雲。
それが薄い雲に変わった瞬間、
灰色の雪が一変して一面オレンジに。



光でこんなに変わるなんて。
こんなにも重要だったんだ。




米山 5

2013-01-16 | 登山 雪
小屋に着いて、一安心。
当たり前だけど、もちろん暖房器具なんてないから
濡れてる服を脱いで、即効にダウン重ね着。

小屋に置いてあった毛布をフル活用し、
何枚も板の間に敷いて、さらに頭からかぶる。
ホッカイロを張りまくってようやく一息ついた。

そこからは、宴会。
お燗したお酒、おいしい・・・しみじみ・・
山の会の会長が持参してくれた豚のステーキや持ち寄りのごちそう。
なんといっても、お酒、お酒、お酒。
みなさん、ものすごく飲みます。

途中外に出ると、風がさらに強くなっていてビックリ。
避難小屋の扉が、風でバタンバタンと一晩中動いてた。
夜中に、ものすごい音を立てて、
突然に開いたり閉じたりする避難小屋の扉。
外は猛吹雪。
ヘッドライトを消すと真っ暗闇で
一見すると恐ろしいような避難小屋の1泊。

ただお酒を飲んでたから、
全然平気で、爆睡。
(ホッカイロ・ダウン・毛布のおかげで暑い位の寝心地だった寝袋)

米山 6

2013-01-16 | 登山 雪
2日目の朝

山で飲むお酒はなぜか2日酔いにならず、
目覚めはすっきり。

朝食は、お正月らしくお雑煮です。
体があったまっておいし~
暖かいものが格別に。

来た時と同じように小屋をきれいにして遅めの出発。
この出発前にみんなで記念写真をパチリ。
(1人意気込んで先に出発した隊長以外全員で)



朝も相当吹雪いていたけれど
昨日の赤テープのおかげで迷わずに樹林帯に戻れました。

初めてのワカンで、ワカンを付けての下りに苦戦。
ここの幅の狭い道では、気を張りつめます。