天目山の頂上は
狭いながらも展望良しのいいところ。
あんなにぐるりと360度を見渡せる場所はなし。
冬の低山の良さを
ゆっくり味わう一歩一歩。
四郎さんが万歩計を付けていて
帰りのバス停で2万5千歩って言ってたっけなぁ。
じっくりの2万5千歩。
登りだしでまずダウンを脱いで
急登途中でまた脱いで。
肌の表面は冷たいまま。
お腹にはホッカイロが冬の定番。
日射したっぷりの道は暑いほどなのに。
フと見ると白い息を吐きながら登る前のお2人。
冬の凍るような空気の中
がさごぞと枯れ葉をかきわけ行くときに
雪のラッセルを思い出した瞬間。
冬の山っていいですよね。
行く前も
帰ってからも
思い出す時間のあの空気。
キーーン。
写真は天目山山頂。
人がいないからって乱雑な私の荷物。
その奥の山々の
白いような青さ。
あれこそが、
冬です。