どんぐり山(ピタとピチ)

○次回出店 ―

南八ヶ岳 おまけ

2013-02-27 | 登山 八ヶ岳
四郎さんから送られてきた写真

赤岳鉱泉前のうち。
この口元の灰色の物が、
のちに油揚げを凍らせた物に変身。

ななめにかかってる頭のサングラスは、
気付いたらなくなってた。
(多分どこかで落としたんですね)

南八ヶ岳 1

2013-02-25 | 登山 八ヶ岳
こないだの金・土・日で八ヶ岳。
隊長含め、山の会の方々と総勢6名。

地蔵の頭のお地蔵様。
お顔についた雪を払おうとしたら、
バリバリに凍りついていました。

稜線上に出るまでの厳しい道のりの終わりに立っていたから、
ここまで全員無事に来れたことと、
そして全員無事で帰れますようにと、強く祈った、
その瞬間。
(実はこの先がもっと、もーっと厳しい)



今回も、ハッとする瞬間がたくさんあって、
あれは多分横岳から。
遠くの山肌に見えた回雪。
小さい竜巻の様に、
くるくると舞っては消えてく雪。

硫黄岳頂上手前、気付いたら、回雪の真ん中に。
周りを雪のキラキラで覆われた時、
なんてきれいなんだろうと、
上を仰いだら
空の青さに金色の粒。



・22(金) 美濃戸口→赤岳山荘→赤岳鉱泉泊(行動時間3時間)
・23(土) 赤岳鉱泉→行者小屋→地蔵尾根・地蔵の頭→横岳(2829m)→硫黄岳(2742m)
      →夏沢峠→オーレン小屋→夏沢鉱泉泊(8時間)

南八ヶ岳 2

2013-02-25 | 登山 八ヶ岳
1日目
美濃戸口から3時間。
途中まで林道を歩きます。
雪に覆われて、いつもより歩きやすいとのこと。
(いつもは氷のツルツル)

途中で赤岳山荘の御主人が車で通りかかり、
全員の荷物を山荘まで運んでくれた。
(私だけ乗ってく?って言われたけど、一応断る)
重くないって、なんていいんだろうって
急に余裕になって、
周りの景色の良さがスッと入ってきた。


赤岳鉱泉前の、アイスキャンディ。
次の日に大会があるらしく
係の方がルートを作っている所。


南八ヶ岳 3

2013-02-25 | 登山 八ヶ岳
前から泊ってみたかった赤岳鉱泉。

この日の夕食は、ステーキと豪華。
1人1人に簡易コンロが付いて、
鉄板で焼きます。
山に入ると、あまり食べられなくなってしまうのだけど、
この日はご飯おかわり。
肉好きです。

次の日の行程を考えて、お酒も控えめにして早々に就寝。
(隊長1人だけ飲みすぎて、完全に酔っぱらってた)
大部屋で雑魚寝です。

南八ヶ岳 4

2013-02-25 | 登山 八ヶ岳
10時間ほどぐっすり眠った次の日の朝。

朝7時に小屋を出発。
行者小屋の前で、ルートを確認してる所。
(小屋は雪で埋まってます。)


地蔵尾根からいくか、
文三郎道から赤岳を越えていくか
話し合いの結果、地蔵尾根から取り掛かることに。
(うちはただ聞いてただけ)
地蔵尾根のトレースがうっすらと残る程度で
この日一番乗りです。

南八ヶ岳 5

2013-02-25 | 登山 八ヶ岳
地蔵尾根。
まだまだ森林限界は超えず。

一番前でラッセルしてる隊長。

順番に交代してラッセルします。
体力を使うので、こまめに交代。
うちも、ラッセルの大変さを味わいたくて
一番前を登らせてもらった。

うーーん、雪が深くて、重い・・
一生懸命登っていたら、
いつの間にかハシゴの所。

なんとハシゴが雪で完全に埋まってて、
ただの氷の壁。
アイゼンの前2本の爪とピッケルのみで直登。
(な、なにここ~って、また笑い。
余裕の笑いじゃなく、危険な時にも笑ってしまうのです)

後ろにいたみなさま方の
あれ?一番難しい所で先頭なんじゃない?っていう
ざわつきを背に、
もうこうなったら登るしかないって
無我夢中で乗り切った。
ここ、今までで一番切羽詰まった場所。

オーバー手袋をしてなくて、
ピッケルを持たない手で、
雪の斜面をおさえていたので
登り終わった瞬間、
小指の感覚が一切なくなってて、ビックリ。
慌てて小指を口にくわえて温めた。
本能です。
(後で隊長に聞いたら、ぬらすのは良くないらしい。)

南八ヶ岳 6

2013-02-25 | 登山 八ヶ岳
ハシゴの後も、
なだれそうな急斜面をトラバースしたり、
いまいち覚えてないくらい必死でたどり着いた地蔵の頭。

そこの稜線から見た赤岳。
展望荘と、頂上山荘が見えます。

阿弥陀岳もくっきりで
この日は快晴。
ただ、ずーーーーっと風が強く
とんでもない寒さ。


日焼け止めを塗るのにも一苦労。
(手袋をはずすと凍るほど痛い)

首の所に固いものがあって、
あれ?何これ・・
油揚げを凍らせたみたいなものが首にあるなって思っていたら
口元まで覆うネックウォーマーが凍ったものだった。
バリバリで冷たい。
頬も凍って、口も感覚が無くなったり復活したりしてた。
(風が吹かない、日当たりのいい場所にいると溶ける)

南八ヶ岳 8

2013-02-25 | 登山 八ヶ岳
これから先に進む稜線。

この先に、横岳、硫黄岳が連なります。
アイゼンの重さにも慣れて、
平地の場所では多少の余裕。

この稜線ですれ違った登山者は、2名のみ。
男女1名ずつ。
多分日ノ岳登りですれ違った女性。
斜面に体を向けてサクサクと降りていく姿が
目に焼き付いてます。