どんぐり山(ピタとピチ)

○次回出店 ―

仙丈ケ岳・鳳凰三山 1

2012-07-27 | 登山 南アルプス
先週の水曜日から日曜日まで、
南アルプス。
隊長と、四郎さんとの3人で。


今回は、地球のでこぼこをそのままなぞるような長い縦走。
登った分、下って、下った分登ってと、それの繰り返し。
途中雨に降られてカッパを着たり脱いだりしても、
周囲をガスに囲まれて、景色が見渡せなかったりしても
ずっとずっと楽しかった。
体がデロデロになる位の長い縦走が、一番好きです。



仙水峠に向かう所の写真。
光。
光に向かう。

・1日目(水)
 芦安駐車場でテント泊

・2日目(木)
 仙丈ケ岳往復→仙水小屋泊(行動時間 7時間半)

・3日目(金)
 仙水小屋→仙水峠→栗沢山→アサヨ峰→広河原峠→白鳳峠→高峰→地蔵岳→鳳凰小屋泊(11時間)

・4日目(土)
 鳳凰小屋→観音岳→薬師岳→苺平→杖立峠→夜叉神峠→夜叉神登山口→桃の木温泉泊(7時間40分)

仙丈ケ岳・鳳凰三山 2

2012-07-27 | 登山 南アルプス
仙丈の往復で天気は快晴。暑いくらい。

小仙丈カールを間近に見られて満足。
(実際に見たら、バニラアイスの事は何一つ思いださなかった)


仙丈ケ岳は南アルプスの女王って言われていて
登りながらも、その女王らしさってよく分かんないなぁって思ってたら
向かいに甲斐駒が見えて、その甲斐駒のドデーーーンとしたキングっぷりを見て
仙丈が女王って言われるのがようやく分かった。

仙丈ケ岳・鳳凰三山 3

2012-07-27 | 登山 南アルプス
仙丈から見えた、雲


仙丈の下りで、前に下っていた方を追い越してから
急に調子がよくなってササッと勢いをつけて下って行った。

隊長、うち、四郎さんの順で下りていたのに
隊長までも追い越して1人でトレランの気持ちで駆け抜ける。
そう、この時に、あのグングン体を動かしているのに
まるで羽毛布団でお昼寝してるような状態になってしまって
それがものすごい久しぶりの感覚だったので、うれしくて
調子に乗ってさらにスピードつけて下ってたら
途中膝をグネっと変な方向に曲げてしまい、負傷。
(そこから一気に遅くなってまた隊長の後ろの定位置にちんまり戻る)


四郎さんは、そんなうちの一部始終を後ろからずっと見ていて
急に勢い付けて下りだしたから、トイレ(お花摘み)かと思っていたそうです。


仙水小屋に着いて、16時に夕食。
17時には就寝。
相部屋だった大学生のグループのさわやかなひそひそ声を聞きながら。
(次の日ほったらかし温泉に行きたいね~って楽しそうな話)

仙丈ケ岳・鳳凰三山 4

2012-07-27 | 登山 南アルプス
3日目の長い縦走の途中
(仙水峠から地蔵岳まで)

日の出を仙水峠で迎え、
今日の目的地の薬師岳までの長い道のりを覚悟して歩いてた。

途中膝が痛みだして、とうとうびっこの状態で登る。
昨日のはしゃいだ一件を後悔しながら・・・。


行動中、ずっーと食べてた。
今回持って行った食料が尽きたほど。
(ものすごい量を口にしたのに今回体重の変化なし)

四郎さんが持ってきてくれたプラムが本当においしくて
確か以前にも山でもらった事があったのだけど、
この時まで完全にその存在を忘れていて、
食べた瞬間、今年で一番うれしい再会かもとまで思った。
(1人2個づつのプラム。隊長から何個食べたかのチェックが入る位人気だった。
お前2個目だろ?・・まだ1個目だよ!!とか)

地蔵岳のオベリスクが見えてきた時は、
テンションが上がり、四郎さんと上まで登ろうって話にまでなった。
ただ朝の4時から登り始めて、14時の時点でまだ地蔵岳で、
ここから薬師岳まで2時間以上かかるとの事。
隊長と四郎さんの判断により、急遽地蔵岳を30分ほど下った所にある鳳凰小屋に泊まることに。

鳳凰小屋に着いた途端、激しい雨が降って来て
ものすごく寒いし、このまま薬師小屋まで向かってたら
低体温症になってたかもって話す。
オベリスクに登らなくて良かったって思った。
オベリスクに登ってたら、ザンザン雨に降られていたから。


仙丈ケ岳・鳳凰三山 6

2012-07-27 | 登山 南アルプス
薬師岳の頂上で、タモポーズ。


これやった時に、あ、今日いいともの27時間テレビだって思い出した。

後日帰ってからメール見たら(うちの携帯、山では一切繋がらない)
きっちょんから27時間テレビ楽しみだね~ってこの日メールが来てて、
あ、メールなくてもワクワクは伝わるのかもって思った。


膝、負傷の為、曲がってる。

仙丈ケ岳・鳳凰三山 7

2012-07-27 | 登山 南アルプス
4日目

南御室小屋

今回見た山小屋の中で一番惹かれた。
小屋の感じと小屋の前にベンチが置かれてて、空が開けてて。



この後本格的に雨が降り出し、各自リュックカバーを装備した。
最初見た時にチラリと思ったけれど、よくよく見るとやっぱりそう。
隊長のリュックカバー、付けるとリュックが1・5倍位大きく見える。

後ろから四郎さんと見ていて、まるで20キロ以上のリュックを背負ってる人みたい。
しかも実際は全然軽いから歩き方も颯爽としていて、
苺平を通った時も休んでる人が結構隊長の事見てた。
(休んでる人達のリュックは、本物のテント装備で重量がちゃんとある、大きさは隊長と同じ位のリュック)


この時、隊長、輝いてたよ。
中身はスカスカの軽い、
けれどめちゃくちゃ大きなリュックで。




仙丈ケ岳・鳳凰三山 8

2012-07-27 | 登山 南アルプス
下山後、南アルプス芦安山岳館へ。



最近隊長がALPの創刊号などの古い山雑誌を寄贈したそうで
館長に挨拶がてら見学させてもらう。

そこで見つけた、山の写真集。
昔の写真って、絵みたい。


天井が高くていい所でした。
皇族の方々が槍の頂上で記念写真を撮っている昔の記事も飾ってあって
そのパリッとした正装具合を見て、驚く。

隊長

2012-07-07 | 隊長の登山
ついこないだ。
北海道だなんていいなぁと、
写真を見せてもらってホーっとため息。

羅臼岳から見た硫黄岳の眺め
北海道どうだった?と聞いたら、
良かったよ、の一言。
もっと聞き出そうと思い、
何が良かった?って聞いたら、もう違う部屋に行ってテレビ見てました、隊長。



今、一番気になっているのは、氷河期のなごりのカール。
今度登る山には、小千丈カール、藪沢カールがあります。
あの、スプーンでえぐったような地形。
カールの写真見てると、カップのバニラアイスをスプーンですくって食べる映像がチラリと頭をかすめます。



棒ノ折山 1

2012-07-01 | 登山 奥武蔵
おとつい、しもちゃんと棒ノ折山。


目的は下山後の温泉。
さわらびの湯。

頂上から見える、横にビッと整列してる山々に今回も目がいきました。

この2人で山に行くと、必ず駿の話になるのがおもしろいです。
2人とも大のジブリ好き。
NHKの駿のドキュメンタリーの話とか、千と千尋の電車のシーンの話とか・・
ジブリの事話してるだけでテンション上がる2人。



川井駅→奥茶屋キャンプ場→棒ノ折山→さわらびの湯→飯能駅