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ホタルのために…

2007年06月16日 | 旅日記,郷土の歴史
先ほど,近所の小平市立中央公園で開催された「第18回ホタルの夕べ」に足を運んできました。

このイベントは毎年この公園で行われているらしく,今回初めて行ってみましたが,はっきりいって参りました…
私は,ホタルが飛んでいるところでゆっくりと黄昏れるような光景を想像していましたが,理想は見事に崩れ去りました。

まず,この小平市立中央公園は,西武国分寺線の鷹の台駅の東側に隣接している大きな公園なのですが,その公園を入って少しした時点で,「最後尾」なるプラカードを持った職員の方が列に並ぶように指示し,ホタルの会場というのが果たしてどのくらい先なのかもわからないまま行列に並ぶこと約1時間(),いよいよ行列は何やら真っ暗い林の中に入り込み,列の両脇に,鳥カゴ程度の大きさのカゴにホタルが無数に点滅しているのをようやく見ることが出来,最後はホタルが飛び交っている簡易なトンネルの中を通って終了。
待ち時間1時間に対し,実際ホタルを見れたのは正味1分か2分といったところでしょうか…

さらに今回失敗したのは,このホタルが見れる空間は,演出のために照明がほとんど無く,携帯電話の液晶ですら明るすぎて周囲に迷惑をかけてしまうところ,私の持っているデジカメは,ファインダーを持たないデジカメのため,撮影時に液晶画面を消すことができず,液晶が懐中電灯以上の明るさを発してしまい,さらに撮影時にはオートフォーカス用の赤ライトまで点灯してしまうので,あの場では公然と写真を撮影するのは,マナー的に不可能だということが,現地にたどり着いてから思い知らされました…

ホタルを見せていた会場も,水気が全くない場所だったので,何日も開催するわけにはいかず,その夜限りのイベントということなのでしょう。

とはいえ,久しぶりにホタルの幻想的な光を見ることができたのは良かったですね。
儚い命のホタルの光…
これは写真よりも網膜に焼き付けてこそ,また見たいと思う気持ちがわいてくるのかもしれません(…完全に写真を撮れなかった負け惜しみにしか聞こえない

「ホタルの夕べ」と称するこの会,おそらくは小平市のホタル保存会か何かのボランティアさんたちが熱心に無償で行っているものかとは思うので文句を言える立場にはありませんが,人数が限られている村祭りならいざ知らず,都内あちこちから見物に来る客も無数にいることを考えると,せっかくのホタルたちを見るまでに,人を見すぎてウンザリしてしまいます。
小平には,せっかく玉川上水や野火止上水といった比較的生物が住みやすい用水路が保存されているので,いっそのことそのような場所で自然にホタルを発生させる試みをしてみるのはいかがなものなのでしょうか?
(国分寺のお鷹の道湧水群では同様の試みがなされているみたいですね。)

人知れず,どこかでのんびりとホタルの光を眺めてみたいものです…

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
知る人は知るのだぁ (蛍のひぃかぁりぃ)
2007-06-20 22:22:19
もひもひ おげんき?

みにいっちゃったのね・・・ぉばかねぇ

事前に聞いてくれれば良かったのにぃ

えぇ~っと,多摩川上水沿いを歩いて行くと,中央公園から5分くらい西に行くと,テニスコートの横に公園があります。ここで,蛍を育てています。

たぶん 中央公園で見せているのもこの蛍と思われます。

でも 私自身,かごの中の蛍を見せるあのやり方には
猛烈に反対です。

つまんない。

玉川上水の北に 不止火なんたらでしたっけ?

そこのほうでは小川沿いで生で蛍を育成しているところがあるはずなんだよねー。

シーズンじゃないときに通っただけなのですが。。

蛍は癒されるなぁ。。

って 俺は だれなのらぁ?
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>蛍のひぃかぁりぃさま (ぴえる)
2007-06-23 22:13:05
コメントありがとうございました。
うーん,カゴのホタルというのはほんとに興が冷めました。
今日(6/23)行った温泉の方が全然癒されました。
天然ホタルを探す旅に行きたいものですね
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