2週間分くらい撮り溜めたビデオをちょっとずつ見ています
今日,ようやく10月10日放送されたブラックジャックを見ましたが,とうとうキターーーッ!!
私が密かに待ちに待っていたピノコ誕生のエピソード!
テレビシリーズも40回を越え,もはやテレビシリーズではやらないのではとあきらめかけていた原作「畸形嚢腫(きけいのうしゅ)」の話。
母親の胎内で双子の一方がもう一方の内部に入り込み,生まれ出てきた子供の内部で,入り込んだ出来損ないの子の肉体の一部が腫瘍と化して成長する畸形嚢腫。
ピノコの肉体はバラバラになりながらも,とある女性の体内で,ほぼ完全な形で畸形嚢腫として生き続けていた。
ブラックジャックが女性の身体から取り出した肉片の数々は,人工皮膚の入れ物に移植され,新たな命,ピノコが誕生する。
原作では,ピノコが作られてからすぐに1年が経過し,もとの寄生主であった女性といきなり対面する場面になってしまいますが,今回のテレビシリーズは,ピノコが誕生してから,少しずつ成長していく過程も描かれており,産まれたばかりで言葉すら発生できなかった状況や,二足歩行で歩けるようになるまでの状況など,まさに赤ん坊が成長していく過程さながらの,あどけなくも一生懸命に生きようとするピノコの感動的な姿が再現されていました
また,ピノコの腫瘍内部の声,産まれたばかりの声,現在の声の3つの声を見事に使い分けた声優・水谷優子さんの名演も,今回のエピソードに花を添えた一つの要素だったと私なりに感じています
最後にピノコが寄生主の女性(立場的には双子の姉)と対面した際,女性がピノコの存在自体を拒絶する反応をとったことに対し,ピノコは絶望の涙を流しました。
ひとつ間違えば,この女性とピノコは逆の立場になっていたのかもしれなかったのに…
ここに,人間の「自分さえ良ければよい」的な事なかれ主義に一石を投じる手塚治虫氏のメッセージが隠されているのかもしれません。
いろいろな意味で,今回のブラックジャックは拍手ものでした
今日,ようやく10月10日放送されたブラックジャックを見ましたが,とうとうキターーーッ!!
私が密かに待ちに待っていたピノコ誕生のエピソード!
テレビシリーズも40回を越え,もはやテレビシリーズではやらないのではとあきらめかけていた原作「畸形嚢腫(きけいのうしゅ)」の話。
母親の胎内で双子の一方がもう一方の内部に入り込み,生まれ出てきた子供の内部で,入り込んだ出来損ないの子の肉体の一部が腫瘍と化して成長する畸形嚢腫。
ピノコの肉体はバラバラになりながらも,とある女性の体内で,ほぼ完全な形で畸形嚢腫として生き続けていた。
ブラックジャックが女性の身体から取り出した肉片の数々は,人工皮膚の入れ物に移植され,新たな命,ピノコが誕生する。
原作では,ピノコが作られてからすぐに1年が経過し,もとの寄生主であった女性といきなり対面する場面になってしまいますが,今回のテレビシリーズは,ピノコが誕生してから,少しずつ成長していく過程も描かれており,産まれたばかりで言葉すら発生できなかった状況や,二足歩行で歩けるようになるまでの状況など,まさに赤ん坊が成長していく過程さながらの,あどけなくも一生懸命に生きようとするピノコの感動的な姿が再現されていました
また,ピノコの腫瘍内部の声,産まれたばかりの声,現在の声の3つの声を見事に使い分けた声優・水谷優子さんの名演も,今回のエピソードに花を添えた一つの要素だったと私なりに感じています
最後にピノコが寄生主の女性(立場的には双子の姉)と対面した際,女性がピノコの存在自体を拒絶する反応をとったことに対し,ピノコは絶望の涙を流しました。
ひとつ間違えば,この女性とピノコは逆の立場になっていたのかもしれなかったのに…
ここに,人間の「自分さえ良ければよい」的な事なかれ主義に一石を投じる手塚治虫氏のメッセージが隠されているのかもしれません。
いろいろな意味で,今回のブラックジャックは拍手ものでした
ワタシのブログは自己満足の世界なので(笑)拙い内容なものですが,また遊びに来ていただければ幸いです!
ワタシも遊びに行きますね
ほんとに現実に起こるんですかねぇ,こんなこと。
だったら確かに恐いですね…
余談ですが,私は手塚治虫の作品では「火の鳥」が好きですね。
しかし,このまえNHKでやってた「火の鳥」のテレビシリーズは…
あははははは!!!
すごい設定ですね!
もしかすると,白衣に着替える場所は電話ボックスだったりして
「ブラックジャック」はほとんど知らなくて、
ピノコも名前だけ辛うじて、なんですが、
そんな生まれ方だなんてびっくりです!
現実にも起こる可能性、あるんでしょうか・・・?
だったらこわいです・・・(泣)
さて,ぴのこ誕生は,私も見ていました(祝日だったからかな?)。
原作とはちょっと違う感じがしましたが,アニメの世界でも十分に手塚ワールドが伝わってきて,実によい作品だったと思います。
ちなみに,20年位前に,ブラックジャック実写版をやっていたの,ご存じでしょうか。
ブラックジャックを加山雄三が演じており,昼は会社社長,夜は闇の医者というむちゃくちゃな設定でした。もちろん,あっという間に終わりました。