鬼怒川温泉（その２）

前回，人生ゲームの話ばかりで，鬼怒川温泉自体の話をしていませんでしたので，ちょっとだけお話ししましょう

鬼怒川温泉といったら，かなりメジャーなイメージがありますが，今回数年ぶりに訪れてみたら，昔訪れたときには営業していた町はずれの旅館やホテルのうちいくつかが，閉鎖されていたり廃墟となっていたりしていました。
その一方で，巨大な温泉旅館はどんどん大きくなって，周囲の旅館を食いつぶしていっている感がありました。
中途半端な営業では客の心はつかめないし，なにげに温泉の成分自体があまり特徴のない温泉なので，温泉街としての勢いも衰えてきているのかもしれません。
街のメインバンクであった足利銀行の経営破綻も大きな影響を与えているようです。

ただ，町全体では，商工会などが中心としてイメージアップに努力をしていると思われ，町の各所に彫刻やオブジェが作られて，ふらり散歩をしてみると意外な発見があったりします。
上の写真も，崖下の橋に下りる階段の壁面に設置された彫刻で，なんとなく南蛮チックで温泉街としては不思議な光景でした。

近くには，日光猿軍団や東武ワールドスクエアといった観光スポットもあるので，晴れているときに訪れれば，それなりに楽しめる温泉街です

ちなみに，おかにゃんさんのブログでは，この荒廃した鬼怒川温泉をいかに立て直すかについて，熱く語られておりますのでぜひお立ち寄りください