昨日,埼玉県秩父市で催されました秩父神社の例大祭「秩父夜祭」に行って参りました。
話によると,このお祭りは毎年12月3日ころ行われる曳山祭で,京都祇園祭,飛騨高山祭とともに日本三大曳山祭の一つとされている由緒あるお祭りとのこと。
曳山にともなう付祭が前日からあるようですが,とりあえず私は夜の曳山を一目見ようと今回初参戦。
当日の西武秩父駅は,未曾有の混雑ぶりで,駅から秩父神社までの沿道は,元旦参りさながらの人波であふれかえっていました。
あとで聞いた話では,夜祭に訪れた客数は31万5千人に及んだとのこと。
普段,ひとけのない静かな秩父が動き出す日,それが夜祭なのでしょう。
夜祭初心者の私は,とりあえず夕暮れ時から秩父神社境内で山車の様子を見守っていました。
地元の男衆が山車の準備を入念に行い,これから始まる「神聖な修羅場」への緊張感が高まっていきます。
山車のぼんぼりに明かりを一つずつ灯されはじめると,祭りの動き出す気配が感じられるようになります。
待つこと数時間,曳山に先行する行列が秩父神社を出発し、約1キロメートル南にある合流地点・御旅所へ向かいます。
各町の提灯や御神馬がどんどん進み出していきます。
結局私もこの流れと共に動いた人波によって,神社から外へ流し出されてしまいました…
合流地点では,群衆が,秩父神社から出発した6台の山車を,今か今かと待ちかまえていました。
私も先回りして,合流地点の手前の踏切で待ちかまえていました。
沿道には計り知れない数の人海!
なかなかやってこない山車と夜の寒さが群衆をいらだだせます。
そんな中,同時進行している花火の打ち上げで,滝のような花火が夜空を彩り,群衆からも歓声があがりました。
大量の花火の散華に,そこから発生する煙は雲と化すほどでした。
群衆が花火に目を奪われているところに,ようやく山車がやってきました。
けっこう大きな山車なので,方向転換もたいへんみたいです。
ちなみに総じて人混みだったので,写真撮影もたいへんでした(しっかり何者かの手がフラッシュされてるし…)
全部の山車が御旅所に集合するのは深夜にも渡るようであり,最後は何時まで行われていたのかわかりませんが,帰りの電車の関係上私は21時くらいに撤収しました。
このところ,こんなに大規模な祭に接することがほとんどなかったため,久しぶりに祭気分に浸ることができました。
しかし,あまりに長時間,寒気のなか直立し,帰りの電車も1時間半立ちっぱなしだったせいで,体中が痛いです
<本日の一句>
息白く待ちに待ちたる山車来たり ぴえる
<関連サイト>
秩父観光協会さんのサイト
話によると,このお祭りは毎年12月3日ころ行われる曳山祭で,京都祇園祭,飛騨高山祭とともに日本三大曳山祭の一つとされている由緒あるお祭りとのこと。
曳山にともなう付祭が前日からあるようですが,とりあえず私は夜の曳山を一目見ようと今回初参戦。
当日の西武秩父駅は,未曾有の混雑ぶりで,駅から秩父神社までの沿道は,元旦参りさながらの人波であふれかえっていました。
あとで聞いた話では,夜祭に訪れた客数は31万5千人に及んだとのこと。
普段,ひとけのない静かな秩父が動き出す日,それが夜祭なのでしょう。
夜祭初心者の私は,とりあえず夕暮れ時から秩父神社境内で山車の様子を見守っていました。
地元の男衆が山車の準備を入念に行い,これから始まる「神聖な修羅場」への緊張感が高まっていきます。
山車のぼんぼりに明かりを一つずつ灯されはじめると,祭りの動き出す気配が感じられるようになります。
待つこと数時間,曳山に先行する行列が秩父神社を出発し、約1キロメートル南にある合流地点・御旅所へ向かいます。
各町の提灯や御神馬がどんどん進み出していきます。
結局私もこの流れと共に動いた人波によって,神社から外へ流し出されてしまいました…
合流地点では,群衆が,秩父神社から出発した6台の山車を,今か今かと待ちかまえていました。
私も先回りして,合流地点の手前の踏切で待ちかまえていました。
沿道には計り知れない数の人海!
なかなかやってこない山車と夜の寒さが群衆をいらだだせます。
そんな中,同時進行している花火の打ち上げで,滝のような花火が夜空を彩り,群衆からも歓声があがりました。
大量の花火の散華に,そこから発生する煙は雲と化すほどでした。
群衆が花火に目を奪われているところに,ようやく山車がやってきました。
けっこう大きな山車なので,方向転換もたいへんみたいです。
ちなみに総じて人混みだったので,写真撮影もたいへんでした(しっかり何者かの手がフラッシュされてるし…)
全部の山車が御旅所に集合するのは深夜にも渡るようであり,最後は何時まで行われていたのかわかりませんが,帰りの電車の関係上私は21時くらいに撤収しました。
このところ,こんなに大規模な祭に接することがほとんどなかったため,久しぶりに祭気分に浸ることができました。
しかし,あまりに長時間,寒気のなか直立し,帰りの電車も1時間半立ちっぱなしだったせいで,体中が痛いです
<本日の一句>
息白く待ちに待ちたる山車来たり ぴえる
<関連サイト>
秩父観光協会さんのサイト
あの日のあの時間帯,秩父神社の内外は本当に修羅場でしたね
私の前にも人が立ちはじめ,何のために場所をキープしていたかわからなくなっていました。
花火は予想以上の出来に思わずびっくりでしたね!
今回の教訓から,今度行くときにはやはり桟敷席予約か!?
現場ははっきりいって修羅場でした!
なにげに凄かったのは山車よりも花火。
下手な花火大会なんかよりも贅沢に打ち上げられていました。
ちなみに超マニアな架線について,せっかくなので後日簡単にコメントさせていただく予定です
秩父夜祭りは,結構近場に住んでいながら,全く行ったことがありません。今年は土曜日だったので,行きたかったのですが,諸般の事情で行けず,がっかりでした
それにしても,迫力満点の写真でした。やはり,一度は現場に行ってみてみたいものです。
ちなみに,超マニアな部分として,山車が踏切を通る際に,鉄道の架線を一時的に取り外すというところがあります。もちろん,その間鉄道は止まるのですが,その取り外しのシーンを見てみたいなあ,という願望もあります。かなりコアですが