果報は寝て待て!

浮世は疲れることばかり…
いそがず,あせらず,のんびりいきましょう。

篤姫(第29回)

2008年07月21日 | 大河ドラマ
将軍・家定をめぐる女たち。
彼女らいずれもが,将軍の死を一月以上知らされませんでした。
将軍生母ですら,その死を知らされない不可解な世界。
既に真相を知っている総取締役の滝山サマは,「公表日」がくるまでは将軍が生きているものとして生母・本寿院サマに報告せねばならない立場にあり,ある意味最も辛い立場に立っているとも言えるでしょう。
最も早くその真相を知らされた篤姫もまた同様に,将軍の死を口外できず辛い思いをしていたのでしょう。
いくらこれまで虐められてきたとはいえ,ここで,この事実を生母である本寿院にも伝えねばという発想になる篤姫…彼女は天性の母性の持ち主なのでしょうか。

そして御髪を下ろし,天璋院となった篤姫。
ある意味女としてのライバルであったお志賀とも,最後には同じ男性を愛した友として理解し合うことができました。
ただ,愛されたのは篤姫だけであったと打ち明けたお志賀の気持ちは,篤姫は新たな決意を奮い立たせました。
家定公を愛した人々のためにも,その代表者たる自分が家定公の意思を継いで生きねばならないという使命…
天璋院となった篤姫の戦いはこれからなのかもしれません。



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4 コメント

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>けんたさま (ぴえる)
2008-07-26 14:17:00
コメントありがとうございました!
堺雅人氏はほんとにいい演技をしていました。
「新撰組!!」の山南サンも最高でしたが,今回の家定公もグッドでした!

しかし,井伊直弼のあのふてぶてしさもなかなかいい味を出していますね。
実際,ああいう人いそうである意味怖いです

オリンピックも気になりますが,大河も負けじとがんばってもらいたいものですね!
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遅ればせながら・・・・・・ (けんた)
2008-07-24 16:38:49
多忙にかまけて先週、今週のコメントが遅くなりました。中でも、中盤の準主役うつけの公方様から(何より姫のために)徳川を守りたいとの心境の変化を見事に怪演した堺さんははまり役でした

最愛の夫、義父を立て続けに失ったあおい姫。しかも一人は「前例」を理由に薨去一ヶ月後に事実を知らされ、一人は辺境の地?薩摩でのことでした。前向きで天真爛漫な篤姫もこのダブルパンチには流石に気力が萎えてしまいましたね。そんな篤姫にエールを送ったのはライバル?のお志賀であり滝山でした。なにかのきっかけを得て以前の笑顔を取り戻して欲しいものです。それにしても息子を溺愛する本寿院は、最後まで我が道を行き嫁いびりをしていましたが、義母の気持ちを推察し「止めるな!」と母の悲しみ・怒りを受け止める姿はとても印象的でした。器の大きさが如実に表れていますね。

「先例」に拘るといえば井伊直弼も古狸でした(激怒)。家定に御台所を慶福の後見役の一人にと指示され了承したふりをしつつ、天璋院にはそれを盾に政への関与を拒絶していました。二枚舌の直弼に天罰?がくだらなければよいのですが・・・・・・。

「出会いは別れの始まり」との言葉通り辛い別れもあれば、新しい出会いもあり篤姫を取り巻く環境もさらに激変してゆくのでしょう。ますます目が離せません。オリンピックも気になるけれど、大河は絶対に見逃さないぞ~(笑)
でわ
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>とれぇず・ましゅりなーださま (ぴえる)
2008-07-22 22:13:59
コメントありがとうございました!
うーん,ほんとにあんみつが恋しい季節です。
でも,個人的には生ビールの方がもっと恋しい…

9月の際にはダークサイドに落ちてしまわないでくださいね。
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あんみつ姫 (とれぇず・ましゅりなーだ)
2008-07-21 10:18:56
あおいちゃんも未亡人だぁ

  ちょっと振り向いてみただけの未亡人♪

 敵として大奥の外に目が移ったってことは、これからは大奥の結束は強くなっていくのでしょうね。

それにしても、美女ばかりの大奥は、もったいないなぁ。な・め・ん・な

そうそう、あん蜜。やはり高いお店は葛の濃度が高いです

9月の会では、修羅に落ちていくことのないようにしたいものでございます。
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