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知覧・武家屋敷の風景

2008年10月18日 | 旅日記,郷土の歴史

(鹿児島旅行の写真から)
鹿児島の知覧には,昔ながらの武士のお屋敷が保存されている地域があります。
「武家屋敷」というので,木造,障子張りで,凄く広いものを想像していたのですが,実際に見たところ,単なる田舎の木造住宅が,鹿児島ながらの強靱な石垣によって区分され建っているものでした。
これであれば,実家の爺さん家と大差なかったので,建物的には期待はずれだったのは否めませんでしたが,その一帯の風致的な町並みはさすがに綺麗で,夕暮れ時だったこともあり,散歩するには気持ちが良かったですね。


↑トイカメラフィルタで古めかしくしてみました。

武家屋敷地帯には,個人宅が何件かあるように見受けられました。
これらはまだ,実際に住居として利用されており,当然中には入れません。
公開されていた7件にもそれぞれ表札が掲げられており,本来の所有者も存在するのだと思いますが,これらは専ら展示に供されており,所有者はこれらの建物を市か県に管理委託を任せて,別な場所に住まわれているのかと思います。



薩摩の人たちは,このような夕暮れを毎日迎えていたのだなと,なんとなく感慨に耽ってしまいます…




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