「すみません、借り物競争やってるんです。ちょっといいですか?」
と、おもむろに腕をつかんで連れ去る…。
T「…というナンパ方法を考えたんですが、どうでしょう。」
リ「それって拉致って言うんじゃないですか?」
T「とりあえず二人きりになれる場所に連れて行ければいいんですけど」
リ「二人きりになったところでブン殴られると思います。」
T「だめかぁ」
リ「…でも、本当に借り物競争をやっている会場に連れて行かれて「え~何?!何なの?!」ってパニクッてる間に1位でゴールインして「ワー!」とか「キャー!」とか皆が歓声をあげて、胴上げ~とかして、その勢いで「好きです!」ってことになれば、さわやかにそっちの方もゴールインできると思いますけど。」
T「大掛かりだなぁ」
リ「ナンパするときにウソをついたら大きな減点ですよ」
……
T「あ、そっか。映画『スティング』みたいに、大掛かりにすべてを自作自演するってテがありますね。」
リ「大勢のエキストラを雇って借り物競争やるんですか、それはいいですね!」
T「ま、こんな年の子持ちのオヤジがナンパなんてできないけど…」
リ「Tさん、ダメです。Tさんはレッドフォードじゃなくて、ポール・ニューマン役に徹しましょうよ。総元締めになって、若くてオクテの青年を助けてあげてくださいよ。そっちの方が男として断然カッコイイです。」
T「あ~なるほどね。今度やってみようか。」
というわけで、S君、待っててね。今にTさんがひと肌脱いでくれるからね。
と、おもむろに腕をつかんで連れ去る…。
T「…というナンパ方法を考えたんですが、どうでしょう。」
リ「それって拉致って言うんじゃないですか?」
T「とりあえず二人きりになれる場所に連れて行ければいいんですけど」
リ「二人きりになったところでブン殴られると思います。」
T「だめかぁ」
リ「…でも、本当に借り物競争をやっている会場に連れて行かれて「え~何?!何なの?!」ってパニクッてる間に1位でゴールインして「ワー!」とか「キャー!」とか皆が歓声をあげて、胴上げ~とかして、その勢いで「好きです!」ってことになれば、さわやかにそっちの方もゴールインできると思いますけど。」
T「大掛かりだなぁ」
リ「ナンパするときにウソをついたら大きな減点ですよ」
……
T「あ、そっか。映画『スティング』みたいに、大掛かりにすべてを自作自演するってテがありますね。」
リ「大勢のエキストラを雇って借り物競争やるんですか、それはいいですね!」
T「ま、こんな年の子持ちのオヤジがナンパなんてできないけど…」
リ「Tさん、ダメです。Tさんはレッドフォードじゃなくて、ポール・ニューマン役に徹しましょうよ。総元締めになって、若くてオクテの青年を助けてあげてくださいよ。そっちの方が男として断然カッコイイです。」
T「あ~なるほどね。今度やってみようか。」
というわけで、S君、待っててね。今にTさんがひと肌脱いでくれるからね。