primavera


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Blog「四季の美」展
la felicita' ora e semple
美をみて美に満ちあふれて
2025年3月22日~
毎週土曜日12時、更新予定
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inf: tmksimmon@gmail.com / piattoscana.com
過去の展覧会は、ブログページ内「【カテゴリー】「美」展カタログ」から、ご覧いただけます。
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うつわのグルメ/イタリアGINORI様式/西洋陶磁器の手描き装飾/美を見て美に満ちあふれて/「美」展覧会/アート/伝統工芸/大人の習い事/Tokyo-Japan/from-piattoscana
3月完成

ジノリ好きの彼女が、ジノリ窯らしい古典柄を再現することに熱心なのが、嬉しい。だから、歴史ある柄を選ばれる際は、その誕生ストーリーなどをお伝えすることにしている。同じ絵柄も形状が変われば、器の持ち方や描き方に工夫が必要な経験をして、歴代のマイスター達の力量までも楽しまれている。練習皿から本番に移行するタイミングは、ご本人と声を合わせながら。贈り物を描かれる時には、使い易さを重視して、古典美の美しさをモダンな雰囲気に演出されるのが、見事。「人に描いて差し上げたい。」その贈り物に、伝統が繋がっていることが、嬉しい。

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4月完成

多様な画材でアートする彼だけれど、西洋陶磁器絵付は初体験。技術的に思うような仕上がりにならない戸惑はあれ、習得した工程を手掛かりに、完成作品で演出したいシーンが次々と浮かび上がってこられる。自身のイニシャル入りの皿は、手料理で友人達を招待する時のためのサービスプレート。ペン画は、旅や故郷の風景。実用品として、ライフスタイルに溶け込ませていく。制作途中は、「コフレ(仏):小さな宝箱」。1輪の花に言葉を添え、掛け替えのない人への贈り物に。使えるものを作り続ける、何よりも、そのペアリングが洒落ていて、面白い。

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5月完成

全ての作品が、「西洋風」という特徴を持っている。これは、なかなか出来そうで出来ない。ヨーロッパが憧れた、中国および日本製磁器の雰囲気を漂わせていて、それがいい。彼女は、「なんのへんてつもない、美味しく食べるための、食器を作りたいのです。」という、深い哲学を持って邁進し続けている、日本磁器の作陶家さん。私にとっては、西洋磁器装飾のエッセンスを指導しながら、日本と西洋の違いを学術的かつ肌感覚の両面からお伝えする貴重な機会を与えて頂いている。彼女も望んでいるから。これからも実験的な試みや、独特な作品を楽しみにしています。

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