ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

今年のアカデミー賞「MILK」への期待

2009-02-19 00:38:28 | Weblog
2009年・第81回アカデミー賞の授与式は2月23日(月)AM[日本時間]
いよいよ近づいて来ましたね~!!

今年はブロークバックマウンテン以来3年ぶり、ゲイを描いた映画が
作品賞にノミネートされています。

その映画は、「MILK」 
http://www.youtube.com/watch?v=lQDU7wj6Ej4&feature=related
公式サイトhttp://milk-movie.jp/

1970年代に同性愛者の権利を獲得するために命を捧げた政治活動家、
ハーヴェイ・ミルクの半生を描いた、ガス・ヴァン・サント監督の最新作。
ショーン・ペンがミルクを演じ主演男優賞にもノミネートされるなど合計8部門にノミネート

日本公開はGW頃とのことで、まだ見ぬ映画ですが
自分も尊敬しているハーヴェイ・ミルクの半生を描いたこの映画には
ブロークバックマウンテンよりもオスカーを取って貰いたいと強く思う。

オバマ大統領の登場にも通じるハーヴェイ・ミルクの挑戦
オバマ大統領が誕生したチェンジが実現する今こそ、
同性婚が住民投票で反故にされ、注目が集まっている今こそ、
この映画にオスカーをとって欲しいぞ!

2006年のアカデミー賞、
ブロークバックマウンテンの頃には難しかったかもしれないが、今ならどうか?

同性愛者たちが自信を持って生きられるための大きな応援を
アカデミーが世界中に発信して欲しいな~!!

映画の内容も、相当に良い出来のようです。
友達が早くも試写会で見たらしく、記事からもすごい熱気・興奮を感じます。
http://www.news.janjan.jp/culture/0902/0902147411/1.php
うーん早くみたい!

同性愛という社会の偏見を乗り越え、闘うそのエネルギーは
当事者のみならず、多くの人に勇気を与えるに違いないです。

こういう映画を次に次にと製作し、社会に問いかけ
アカデミー他各映画賞でも話題にしていく・・
アメリカの良心とその情熱を感じます。

他の作品も優秀ぞろいで、本命ではないのだそうですが
そんなの分からないのがアカデミー賞。
大いに期待!楽しみにしたいと思います。


さて、19日は少し気合の入ったとても大切な講演に行ってきます。
「性的マイノリティの人権」と題して話して来るのですが、詳しくは後日!

ハーヴェイ・ミルクのパワーを借りて、しっかり話してこれたらなと思います。
よしっ!


■アカデミー賞WOWOW日本公式ページ
http://www.wowow.co.jp/oscars/
■第81回アカデミー賞特集
http://www.cinemacafe.net/fes/academy2009/
http://event.movies.yahoo.co.jp/academy_awards/2009/

コメント
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