アイスランドではレズビアンの新首相誕生

２日週明けのニュースでアイスランドの女性新首相が誕生しましたが
同性愛者であることを公表している世界で初めての首相でもあると取り上げて
各紙がニュース配信していました。

アイスランドは、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した世界金融危機に
よって国内の銀行は国営化され、金融危機前には世界でもトップレベルの経済力の
ある国として繁栄していましたが、今は大変な状態。

国は北海道よりちょっと大きいくらいで、人口は３０万人ほど
小国ながら一国の首相がレズビアンであるというのは、なんとも誇らしくなりますね！
なかなかやり手の実力者だそうで、国民や同僚議員らからは「聖ヨハンナ」のニック
ネームで親しまれ、幅広い支持を得ているんだそうだ。
写真(今日の)を見ても、かっこいい方ですよね。

５月までに総選挙をするそうで、選挙管理内閣の面もあるそうですが
選挙にも勝って、堂々たる首相になって欲しいなと思います。

アイスランドは、同性カップルにも結婚と同等の権利を認めたパートナーシップ法が
もう１０年以上も前に出来ている国です。

首相になる人が、同性愛者を公表していた人でもあったということですが
今日のネットニュースでは、「同性愛者の女性首相が誕生」との見出しが躍っています。

この同性愛を見出しにとりあげて報道したことで、偏見のある人が見れば
「アイスランドも経済危機で気が触れて、とんでもない人を首相にしたもんだ。
自分の国では遠慮したい・・」などとひどいことを思う人もいるみたい。

世界ではこのように変化が進んでいるということを伝えてる意味では良いと思いますが、
こんなこと、当たり前ってことに日本がなるのは、いつでしょうね。

現在いる政治家の中にも、当然に同性愛者はいるでしょうが、
カミングアウトすることで自身の立場を危うくしてしまうと思っている人が
多いのでしょうし、また、そういう風に思っている社会があるのですよね。

さまざまなところで活躍している人が「同性愛者でもある」と誇りをもって伝えられる
そのようなことになればいいなと思いますが、まだそのきっかけを踏み出す人は
日本ではまだまだ少ない（いないくらい）ですよね。

これって、日本に住む多くの同性愛者たち自身で
もう少し自分に自信を持って生きる人が増えてこないといけないのかも

どっちが先か？ってことではあるけど・・
やっぱり社会は誰かが作ってるわけじゃないしね。

最近、海外の変化の憧れちゃうニュースに触れるにつけ
日本ではっ？？て思って寂しくなってしまう部分もあります。

どっかの国の話であっても、少し元気が沸いてくる今日のニュース
その元気を、自分たちの国でもあらわしてしていけるようにしたいもんです！

とりあえず、
明日は気持ち誇らしく仕事に学校に行ってみよう！！


■同性愛公表の女性首相誕生…アイスランド新連立政権　読売
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090202-OYT1T00463.htm
http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_news/vn090202_5.htm
■アイスランド、女性を新首相に連立政権　４月にも総選挙　朝日
http://www.asahi.com/international/update/0202/TKY200902020078.html
■同性愛公表の女性首相誕生　アイスランド　日テレNEWS　動画
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20090202/20090202-00000069-nnn-int.html
■金融危機のアイスランド、同性愛者の新首相が就任 CNN
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200902020006.html
■世界初、同性愛者の女性首相が誕生 アイスランド AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2566679/