ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

薔薇族再度復刊!

2007-05-20 04:57:02 | Weblog
このところ立ち上がっては休刊と迷走している薔薇族がまた再度復刊している。

有名ブログ「フツーに生きてるGAYの日常」で有名なakaboshiくんやカルトさん
が応援して復刊してくれました。俺もありがたい気持ちでいっぱいです。

akaboshiくんのブログでは、彼が取材してきた映像を多くみられます。
第二書房のビルが解体されるところや、それにあわせての引越しで
次々お宝出てくるところなど興味深く拝見させてもらってます。

自分が薔薇族に出会ったのは中学2年のころ、もう20年を越える前のことですね(怖)
いや、マジで今計算してビビッた・・・ショックかも

強烈なエロと同時に仲間がいっぱいることを確信できたのはその時でした。
俺だけじゃないんだ・・と、とてもうれしくなった思い出が甦ります。

見つけたといっても古本屋で、5,6年も前の古本でした。
緊張して買い求め、大切に読みました。

古いのを擦り切れるほど読んで、次の号が読んでみたい、
でもどこに売っているのか分からない。
だいたい、今も出版されているんだろうか?

そんな青い俺は薔薇族の編集部に手紙を書いたのです!!
「まだ出版されているのでしょうか?」

なんとも失礼な手紙でしたが、その手紙を見た伊藤文学さんが、
なんと学生の俺に1冊最新号を送ってくれたのです。

それは古い号とはぜんぜん違う最新号
カラーもいっぱいで洗練もされていて、モデルも若々しくて
パーッと俺の未来が開けたような明るい気持ちになりました。

今でも大切にしている思い出です。

その後、時が経って自己肯定感のある雑誌バディの登場で、薔薇族の
クローゼットな路線が読者を遠避けて少なくなっていきました。

一時は恐ろしいほどのページ数と広告が埋まっていたんですよ。
太さ3cm以上のページがあったと思います。

自分の原点でもあるこの雑誌にはどんな形であれ存在していてほしい!
休刊を悲しんでいた俺にはとてもうれしい知らせでした。

復刊の情報は知ってましたが松山では買うチャンスが無くて
ちょうど、先日の神戸のイベントで購入できてラッキーでした。ありがとー


現在の薔薇族は年4回発行の季刊
年間購読4000円(税込・送料込)です。
お申し込みはbungaku@barazoku.co.jp(@を半角に)
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