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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

BBC版LOTR : やはりBBC版も忙しかった

2004-11-09 23:27:31 | Tolkien・その他
昨日に引き続き,Disc12の感想です。

フロドとサムに関しては,BBC版には,オークと一緒に歩く所や,鍋を捨てる所がちゃんと入っています。鍋を投げる音がまたリアルでよいです。
モルドールルートで1番気に入ったのは,やはりなんと言っても,指輪棄却シーン。ゴラムがフロドの指を引っこ抜くまでの過程がちょっとわかりにくにのですが,その後,彼は文字通りの狂喜乱舞。(この喜び方がすごいステキ♪)やがて突然声が遠のいて‥‥この効果音,映画に1歩もひけを取らないんですよ~。

さて,それ以降のシーンですが,映画は,まあ,あれはあれでいいとしているのですが,やはり原作準拠が超~嬉しい。

サムが,王様と聞いて,どの王様?とうろたえる所もあるし,"Nine Fingers"の歌もあるし,もちろんファラミアの活躍もあります。残念ながらエオウィンに"Speak plainer!"と怒られる所とか,ファラミアがエオウィンをちょっとたしなめる所がなくて,この会話の面白さがなくなってしまったですが‥。

でも中でもかなり気に入ったのは,地味ですが,アラゴルンとガンダルフが裏山で白の木の苗を見つける所。ここ,音楽がまた(地味ですが)いい味出してます。(ガンダルフが自分の役目は終わったというくだりはありません(悲))そして,アルウェンの登場。いいですよね~~。やはり夕星姫"Evenstar"の名前の通り,夕暮れが似合いますよね。正しく登場させれば,こんなにステキなものなんですね!

そして主なキャラクタはローハンへ移動。
エオメルとエオウィンがメリーに念入りに挨拶している所がよいです。もちろんおみやげの角笛も頂きました。(また同じ音かな? それは次を聴けばわかるな(笑))
個人的には,原作ではファラミアの最後のセリフは戴冠式での"Behold the King!"なんですが,エオメルに祝福された時とホビット達にさよならと,2つも余計に喋ってくれているのが嬉しいです。

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