OOP CD : Chapter 3: The Advance Guard

Harryは何の情報も得られず，苛立つばかり。Hedwigにも当り散らします。彼はRon，Hermione，Siriusに手紙を書き，Hedwigに彼らがちゃんとした長い手紙を書かない限り帰ってくるなと伝え，彼女を出します。

彼はHedwigがすぐに厚い手紙の束を抱えて帰ってくるかと期待しましたが，彼女は帰ってきません。Petunia叔母さんは3年前のようにドアに食事を置いていきました。4日目，Vernon叔父さんは自分達はこれから出かけるので，ウチの物に何一つ触れるなと言い残して，一家で出かけていきました。

Dursley一家が出かけてほどなく経った時，下の階から物音がするのを聞いて，Harryは泥棒？と思って杖を構えて降りていきます。下には8～9人がいました。すると聞き覚えのある声で「坊主，杖を降ろすんだ」Harryはびっくり。これはMoody先生の声です。「Moody先生？」と確認するHarryに「先生とか言われてもよく知らんが‥」‥本物のMad-eye Moodyは閉じ込められていたのでそれはごもっとも。しかし，Harryはついこの間，偽者のMoodyに殺されそうになった記憶の為に杖を降ろせません。すると今度はまた聞き覚えのある声，「大丈夫だよ，Harry」これはRemus Lupinの声でした。Harryはまたびっくり。（Stephen Fryさん声色の使い分けがうまい）

彼らは目の前にいる少年が確かにHarryと確認すると，残りの魔法使いの紹介を始めます。Mad-eye，Remus以外の魔法使いは以下の通り。

Dedalus Diggle
Elphias Doge
Emmeline Vance
Hestia Jones
Kingsley Shacklebolt
Sturgis Podmore
Nymphadora Tonks

Dedalus Diggleは，Harryが11才の時初めてHagridと一緒にLeaky Cauldronに行った日に握手を求めてきた魔法使いですが，他は初登場です。Tonksは何故か彼女のファーストネームNymphadoraと呼ばれる事を嫌います。

Harryは，Dursley家の人達が留守でよかったと言いますが，Tonksは，実は彼らにウソの手紙を書いておびき出したと言います。Harryはようやく4週間のイライラから解放されて，Dursley家から出る事になったようです。Tonksは準備や片付けを手伝いながら，自分は自由に外見を変えられるという特技を持っている(Metamorphmagus)事や，職業はHarryの憧れのAuror（でもちょっと不器用なようで‥）という事をお喋りします。

HarryがApparation出来ない為，彼らは箒で目的地へ向かう事にします。が，どうやらHarryが予測したBurrowとは違う場所のようです。ところで皆わざわざ箒を手で運んできたのでしょうか？　Harryが最初に彼らを見た時，8～9人の大人が全員箒を持って立っていたら，かなりマヌケな風景だったはずですが‥。(^^;)

MoodyがMuggleに見つからないように，できるだけ高く飛ぶように指示したので，そのフライトは，夏にもかかわらずとても寒くて辛かったようです。HarryはあるQuidditchの試合を思い出していました。それは3年の時の，雨の日のHufflepuffとの試合でした。苦労して降り立った場所はHarryの知らない場所でした。どこへ行くのかと尋ねるHarryに，Moodyは1枚の紙切れを渡します。それは，Harryの見覚えのある字で，これから尋ねるGrimmauld Placeの場所が記されていました。

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またCDを聴いていて新たに気が付いた事。
飛行中にHarryが思い出したのは，Siriusが観ていたあの試合，でした。
Harryは5年間，Dursley家を脱出する方法は全て異なっていましたね。1年目はまともに叔父さんのMuggle車で，2年目はWeasleyさんの魔法の車で，3年目はKnight Busで，4年目はFloo Powderで，5年目は箒で。‥という事は，さて，発売間近の6年目では，一体どうやって脱出するのでしょう？

ちなみに，既に知られていて，まだ使ってない移動手段で，かつHarryが使えるのは，PortkeyとThestralですね。