ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

His Majesty's Dragon : 4

2008-07-06 08:03:20 | 読書
そしてローレンスは,Aerial Commandって,空軍幕僚本部ですか。Admiralは司令官と言えば良いのでしょうかねぇ。いつも難しいのはLieutenantですね。大尉,中尉,副官,。。いろいろあって,「若頭」ってのもある!(笑)アセルスタンの時代にもロンドン塔のLieutenantという人がいて,その時代大尉とか中尉とかおかし~だろ~,とか。ま,どう訳したらよいのか,ホントに難しい単語です~。(ちなみにロンドン塔の1番偉い人はConstable=警察官,これも訳すのに困るよねぇ)

しかしローレンスは,訓練地ラガン湖に向かう途中,一時帰宅したい旨申し入れます。両親にはあまり興味のなさげな(汗)彼ですが,お目当てはエディス。

その道(空)上,ローレンスは,これから所属する空軍への不安感からか,折り合いの悪かった昔の上司の事など思い出しています。非常に厳しい人で,ローレンスの軽さ(軽い人なのね)がお気に召さず,その上司がたまたま肺炎で亡くなってくれなきゃ,彼の命が危ない所だったというので,相当な相性の悪さですね。

さて,ローレンスは実家に来ました。この季節誰もいないだろうという期待に反して,ホームパーティ中(高慢と偏見に出てくるような(笑))。しかし,ローレンスの立場は既に皆に知れ渡っているようで,何かヒソヒソ。お目当てのエディスには,ローレンスの嫌いな奴(笑)がくっついて離れず,挨拶以上の話ができません。しかもエディスの態度も何だか冷たいし。

ローレンスの父アレンデール卿は,彼を呼び付け,「何故帰って来た?」と,親とは思えないイヤミをタラタラ。しかし,この時代のお話には,こういう親って多いですね。親の前で強がるローレンスですが,外の安全な場所に待機していたテメレアには,ちゃんと見抜かれてます。

翌朝,ローレンスは,エディスがわざわざ待っているのを発見。何故かお茶ではなくコーヒーを飲みながら,2人で会話。しかし,エディスという女性は私の好みじゃないなあ。確かに,ローレンスも悪いけどね,それにしても素直じゃなさ過ぎ。前日のパーティだって,わざと他の男と一緒なの見せつけてたじゃん。まあ,仮に今後女性との出会いがあるなら,もっと良い人に出会う事期待してます~。

ローレンスは,お母さんとその他数人(笑)に,テメレアを直接紹介する事になりましたが,お母さんだけは,テメレアをちゃんと理解したようですね。それだけで,十分嬉しいです。


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2 コメント

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訳語って難しいですねぇ。 (すなみ)
2008-07-09 22:31:20
××戦記など軍人さんが出てくると「大尉」とかですし。
現代ミステリ読んでいてもLieutenantは良く出て来ますが、こちらだと「警部補」ですね。そういえばコロンボ警部はLieutenant Columboだとか。Lieutenantは実働部隊の隊長って感じなんでしょうか(^^)
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警察では警部補なんですね。コロンボもLieutenant... (える)
2008-07-09 23:28:49
frogとtoad,turtleとtortoiseは使い分けるのに,Lieutenantはあまり使い分けてないんですねぇ。
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