![]() | The Poisoned Chalice (Tudor Mysteries 2) 価格:¥ 1,154(税込) 発売日:1993-01-14 |
その夜またもや大事件発生。ペックルに叩き起こされたシャロットは信じられない光景を目の当たりに。なんと,モービッソンのイングランド大使館は,まるで映画TTTのヘルム峡谷の戦状態。(^^;) 武装した大使館の兵が城壁に弓矢を持って駆け上がり,今まさにオークが大槌で城門を破ろうとしている所でした。ベンジャミンも武装して事態収拾に向かいます。慌てて戻ってきたシャロットに,セオデン化した(笑)ダコート,「臆病者でいる場合ではないぞ!」その言葉に慌ててアラゴルン化した(爆)シャロット,手勢を引き連れ城壁へ。城壁にかけられた梯子から入ってくる敵に雄叫びと共に勇ましく飛び掛ろうとしたその時‥‥
カ~~~~ット!!!!
あれぇ?な大使館の面々。別にひよどり越えが来たわけでもない(笑)のですが,とにかく,戦いは終了。
翌日ボーバンがやってきました。意識的に避けるベンジャミンとシャロット。ボーバンはダコートに取り入って,自分の手勢を城に置く事に。ふん,どーせベンジャミンとシャロットを見張るスパイを入れる為の口実でしょっ、な2人。しかし,ボーバンは,大使館のメンバーをフォンテンブロー城でのフランス国王の宴に招待して行きました。シャロットは,それならヘンリー8世の指輪を奪い返そうと提案しますがベンジャミンは反対。
フランス国王フランソワ1世(当時のシャロット達とそんなに年頃も変わらないのね)の居城はとてもおしゃれだったそうです。ダコートとクリントン夫妻には個室があてがわれ,その他のメンバーは城のてっぺんに泊まる事になりました。しかしこの中に殺し屋がいるはずだと思うと落ち着かないシャロット(笑)雑魚部屋の外にはイタリアの巨匠ラファエロ=Raphaelの絵画。それを見て,「ラファエル」とは,単なるコードネームというだけでなく,絵画の巨匠だったり,大天使ラファエルだったんだと気付くシャロット。
昼食の時間,イングランド大使一行は奥の部屋に招かれますが,そこでピンクのマントに青タイツ,スワロフスキーなチュニックに金のバンド(げっ趣味悪(爆))といういで立ちのボーバンを発見。フランソワ1世はクロード王妃とお出ましになりますが,ダコートの超長演説に飽きると,アキム(Hakimでしょ(笑)→Shahnamehのお陰でそんな事まで知ってる私(笑))というアラビア系「猫科動物」使い芸人の芸を勝手に楽しんでおります。
食後こっそりミーティングベンジャミンとシャロット。今回のイベント中に消える奴は怪しいねと同意。まだ指輪の事でブツブツつぶやくシャロットに,ベンジャミンは,ウルジーには魔法の指輪で操られている「demon」がいるとアグリッパから聞いたと言います。しかしシャロットはウルジーの政敵は透明マントを持っていると。。(ええ! 魔法の指輪と透明マントは「伝統のお約束アイテム」なんですね(笑))
夕食はとても豪華だったそう。まるでホグワーツの大広間がそこにあったかのような描写でした。しかしシャロットは,食事中にミレットが消えていた事に気付きます。