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ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME7 VI : The Council of Elrond(1)-(1)

2005-10-18 23:17:20 | Tolkien・HoME
ちょっと中途半端な長さになってしまいますが,次の章に行きます。

エルロンドはギル=ガラドの事,及び,自分の父はGondolinが滅びる7年前にそこで生まれたエアレンディル,母はルシアンの娘(Diorが抜けてる)エルウィングであると,フロドに話します。

アラゴルンはこの会議に初登場ですね(^^;)‥,彼は,ビルボがどのように指輪を手に入れたかを話した後に,ゴラムを捜しにいった話をします。ガンダルフと一緒に,闇の森の南部,ファンゴルンの森,そして死者の沼地からモルドールの境界への旅の話をします。

ガンダルフは,まだ堀窪を訪れた後,トム・ボンバディルを訪ねた事になっていたようですが,トールキンさんは,次第にこのエピソードも抜いていきます。

HoME7 V : Bilbo's Song at Rivendell (3)

2005-10-18 23:14:32 | Tolkien・HoME
ビルボが裂け谷で詠んだ事になっている詩,"裂け谷 Version"と呼ばれる詩は,少なくても15あったそうです。そして,それらは"There was a merry passenger."で始まる物と,"Earendil was a mariner"で始まる物と2通りあったそうです。

詩はやがて,陽気なおじゃま虫がハチミツをゲットする話ではなくて,勇敢な旅人が船に乗ってエルフの国を訪ねる話になります。何故かその中に,Ungoliant退治の話が入っていたり,7つの枝を持った木の話が出てきたりします。ただ,この時点ではまだ"There was a merry passenger."です。

そしてクリストファーさん曰く「おそらく結構長いインターバルの後」"Earendil was a mariner"で始まる詩が登場します。この話の内容はこんな感じです。エアレンディル(the mariner)がスワン型の船を造って旅に出て,とても寒い所や風の強い所を通り,鳥の姿のエルウィングが現れ,シルマリルを彼に縛り付けます。そして彼はValinorに到着。エルフの王達は彼の為に新しく船を作り,そのマストにはシルマリル。彼はその船で永遠に行ったり来たりします。(う~む,なかなかハードな人生)

その後,トールキンさんはもう少し校正を繰り返して,FOTRの版になるわけです。

Run!Run!Run!