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ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

あれれ?

2005-07-05 01:08:05 | ナルニア・C.S.Lewis
今日はLWWの14章まで読みました。でも全く初めて読んだ私にとっては,12章~14章って,「???」 ついにアスランが,期待を背負って登場!‥かと思いきや,いきなりピーターにかなりキツイ事をさせるし,かと思えば,あれれ~~??な行動にでる所です。何か裏がありそう?ですが,初めて読むお子さんには,ちょっとショックなシーンではないでしょか?(汗)

それにしても,Wraith,Hagなどはお馴染み(笑)ですが,Efreets,Orkniesって何? Woseなら知っているけど,Woosesって何? Entなら知っているけど,Ettinsって? (WoseもEntも悪い種族じゃありませんが)

さて,あと3章になりました。Dogsbody以来久々に「最近読みました」のリスト(プロフィールにあります)に載るのは,Odysseyが先か,LWWが先か。(笑)


ファンタジーのお約束?

2005-07-03 15:30:41 | ナルニア・C.S.Lewis
LWW,11章まで読みました。エドムンドがビーバーさんの家を抜け出して魔女の家へ行ったのは,予想通りでしたが,魔女が来る前にダムの家から逃げようとする時,ビーバーおくさんが,食べ物を詰め始めた時は,思わずビルボ・バギンス入っているよ~とつぶやいてしまいました。(ホビットの冒険を読んだ事があればおわかりと思いますが‥)さらにハンカチを用意し始めたんで大笑いです。ミシンを‥と言い出したので,「それはやりすぎ」

魔女の家の様子は,‥いろいろな動物などが,石像?でいいのかな?(statueと書いてありますが)にされていますが,ちょっと様子は違いますが,Odysseusに出てくるCirceの家を思い出しました。魔女というのは,動物や人間などを,扱いやすいように魔法をかけるというのがお好きなようですね。

で,読んでいて,おもわず,えええ~~!!と言ってしまったのが,何の脈絡もなく登場した,Father Christmasです。ビーバーさん夫妻にもプレゼントをあげていたので,大人にもプレゼントがあるの?と感心しましたが,ピーター,スーザン,ルーシーにあげたプレゼントがまた不思議ですね~。剣に弓矢に瓶に短剣。。。普通,子供にあげるものではありませんね。このプレゼント達,なんだかLOTRでガラドリエルが旅の仲間にあげたものと共通するものばかりですね。(細かい事を言うと,ガラドリエルは剣そのものではなくて剣を入れる鞘をあげてましたが)

で,物語の半分ちょっと読んだ所で,久しぶりにまた予告編をチェックしましたが,タムナスさんらしい人がルーシーの手を引いて走っていたり,魔女とエドムンドとドワーフが一緒にいたり,ほほうあれがStone Tableかなと思ったり,読む前には気が付かなかったいろいろ細かい所がわかってきました。

ところで,初めて日本版の映画公式HPを訪れてみました。米版より簡単に(すぐに)鍵が開くところはちょっと嬉しいですね。まだ米版ほどコンテンツは充実してないようですが,どこか別(ってどこだ(笑))の映画の日本版公式HPよりよっぽどよい出来だと思いますね~。

日本版予告編も初めて観ましたが,どっかの映画と違って(笑)日本向けに改変してない所は好感持てます。初めて見た字幕は‥ちょっと大き過ぎですね~。だいたい大きな字を必要とする子供は,吹き替え版を観ると思うので,そんな大きくする必要ないと思いますがね。それと,3行に1行は「‥う~ん,ま,いっか」1行は「そんな英語,日本人だって皆知ってんだから,わざわざ気取って意訳する必要ないじゃん!」1行は「うっそ~!そんな事言ってるか?!」‥これもまたまたお約束なんですかね~(汗;)


おさかなとTurkish Delight

2005-06-29 00:05:28 | ナルニア・C.S.Lewis
LWW,6章を読んだよと書いてから,7章を読むまで4日もかかってしまいました。(汗)
ビーバーさんがお魚をどうやって食べるかに注目。‥あ~,やっぱり,火を通しましたね~!(爆) でも普通,ビーバーさんがお魚に火を通すわけがないでしょうが! あーあ,この頃(60年前)のイギリスでは,魚を生で食べるという事がそんなに「ヘン」だったんでしょうか? (→やっぱトールキン抜きでC.S.ルイスを語れない私)

ところで,先にナルニアを読んだ方はとっくにご存知かもしれませんが,Turkish DelightのHP,たくさん見つけました。

Sultan's Turkish Delight
Gulluoglu Pistachio Turkish Delight
Rose Turkish Delight

でもこれってホントにおいしかったんでしょうか? C.S.ルイスさん,イギリス人だしなあ。。(ちょっと疑い気味)でもまあ,60年前と言えば戦時中。その時代にこういう甘いお菓子を食べれたというだけでも幸せだったでしょうね。

ところで,順番問題ですが,どこに書いてあったか忘れてしまいましたが,C.S.ルイスの研究者も,やはり刊行順に読む事を勧めている,と,ありましたので,刊行順で通す事に決めました。


ホントに親友だったんだ

2005-06-25 12:14:18 | ナルニア・C.S.Lewis
トールキンの事でちょっと調べ物があったので,彼の書簡集をパラパラめくっていたのですが,索引を見たら,「Lewis C.S.」がすごい量。ホントに親交が深かったんですね。実際,ルイスさんに宛てた手紙も2つ+下書きが残っていて,48,49,113にあります。いやぁ~,またまた英語の読み物が増えたぞ。(爆)

中の1つ,1964年にChristopher Brethertonさんに書かれた257番の最後には,自分よりずっと若いのにさっさと逝ってしまったルイスさんの思い出を語る一節があるのですが,実際,1927年頃~1940年頃までは"closest friend"だったそうです,が,その後,彼がCharles Williams(別のお友達)の所に行ってしまってからあまり会わなくなり,あの「変な結婚」以来ますます疎遠になったとか?

「変な結婚」? 映画Shadowlandsに描かれたという話の事なんでしょうかね? あ,ちなみに私はこの映画にちょっと興味あるんですが,その辺の事情はこちらに書きました。


順番で迷う

2005-06-24 22:49:14 | ナルニア・C.S.Lewis
そう言えば,ナルニアは,刊行順と,(英文版)ボックスセットの順と違うのですが,最近(昨日かおととい)どこかのレビューに,ボックスセットに割り振られた順というのは,「C.S.ルイスさんが読んでもらいたいと思った順」だと書いてあったのを見つけました。(汗)

そう言われると,LWWも半分近く読んだので,そろそろ,次を考える時期になってきたのですが,どれを読もうか,迷ってしまいますなあ‥‥。

私を迷わせる原因は,他にもありまして‥,実はこの間購入した,完全版の朗読CDは,1巻毎に朗読者が違うのですが,英文版の1巻,と,言ったらいいんでしょうか,これが,ロックハート先生,ケネス・ブラナーさんの朗読になっているんですよ。だから早く聴きたいんですが,刊行順だと随分後ろの方になってしまうんですよね。

この頃ちょっと不思議に思っているのは,トールキンさんの年譜を見ていると,大抵どこかに一言,C.S.ルイスと親交があったと書かれているのに,逆にC.S.ルイスさんの年譜を見た時,トールキンのトの字も見た事ないんですよ。見てる資料が悪いのかもしれませんが。それにしても,Shadowlandsの登場人物の中にも全然見当たらないですよ。


大人がおとぎ話を読む年

2005-06-24 07:55:09 | ナルニア・C.S.Lewis
LWW,いつの間にか6章まで読み終わってしまいました。
何故か6章は,急に辞書が必要になりました。(汗)

映画の予告編は随分誇張し過ぎなんじゃないか?と思っていたのですが,ここまで来てようやく謎が解けました。子供嫌いなのは,教授じゃなくて,Mrs. Macreadyだったんですね。

60年も前に書かれたファンタジーですが,とても新鮮に感じます。考えてみれば,これ,指輪物語の影響を受けてない?最後のファンタジーですね。いや,少なくても,発想の時点では,影響を受けてないでしょう。私は今まで指輪物語そのものか,指輪物語の影響をバリバリに受けた物ばかり読んでいたので,そう感じたんですね。

ところで,ルイスさんが想定した『大人になってまたおとぎ話を読むようになる年』とは,一体何才位なのか,またちょっと気になってきました。と言いますのは,Lucyにそう書いた時,彼は50才前後,「おとぎ話が似合わなくなった」Lucyは,おそらく15才~20才位だったと思いますが,では50才のルイスさんが『その頃私は耳が遠くなっているだろうけど‥』というのは,一体いつ頃なのでしょうね?

今私の親やおじおばは70代ですが,皆さんま~だまだ全然普通に会話できますよ。60年間で,人間の耳が遠くなる年齢が10才も20才も変わってしまうとは思えないんで,まあせいぜい早くても25年後位を想定したのではないかと思いますが。。

しかし,25年後というと(実は残念な事に,ルイスさんはそんな長生きはしてないのですが),Lucy40才~45才? 当時のイギリスでは,40才~45才というと,子供がおとぎ話を聞いてくれる年は,もう過ぎていたのではないでしょうか?

トールキンさんがホビットを描いたのも,ルイスさんがナルニアを描いたのも,40才を過ぎてからですので,ひょっとして,大人がおとぎ話を読みたくなるのは,実はかなり結構な年(子供のいる人は子育てが一段落してから)という事なんでしょか?

ふ~ん。でも,なんとなく,納得できそうな話ではあります。


ナルニアちょっとフライング

2005-06-22 01:11:01 | ナルニア・C.S.Lewis
予定はHBPの後,だったので,ちょっとフライングですが,LWW(この略し方はいいんでしょか?)の1章2章を読みました。あれ?なんか順番が違うよ~,ですが,最初に書かれた本でしたので。トールキンも指輪が先かホビットが先か,の議論がありますが,私はたまたま,ホビットの方が易しいと聞いて(実は易しくはなかったんですが(汗)),ホビットを先に読みましたが,書かれた順つまり作者の頭に浮かんだ順に読むと,それなりのメリットはあったので,こちらもそういう順番にしようかと。。

ところで,映画は,勝手に3部作と思い込んでいましたが‥,予告編を見る限り,LWWだけっぽいし,いきなりやや原作膨らませ~の,ですよね。 てことは,ひょっとして,7部作? あらら,LOTRファンとしては,ちょっと「ずるーい!」ですね。

で,daughter of Eve ですか。むか~し「イブの息子たち」というマンガがありましたが,え"っ,そういう意味だったの?! うわっ,今頃そんな事に気付いている私。

ところで,LWWは,西洋の本によくある「誰々に捧げる」のようなコメント部分「Lucy,この本は君の為に書いたんだけど,ちょっと年取っちゃったなあ,でももうちょっと年取って,またこういう話を読める年になったら,読んで感想を聞かせてね。」がなんとも素敵ですね。年を取ったらまたこういう本を読む時が来る。多分,子供ができたら読み聞かせる為,という意味だとは思いますが,それだけではないものも感じますね。今まで読んだこの手のコメントの中で1番好きかも。

で,彼はLucyの"Godfather"だったんですね。(どうもその言葉の響きに弱いな~(笑))

ところで,余談ですが,親友トールキンが同時期に書いていた,指輪物語のこのコメント部分は,そんなお温い家族やお友達への呼びかけなどではなく,なんとあの有名な"Three Rings for the Elven-Kings under the sky ... One Ring to rule them all, One Ring to find them, ..."なんですけど。。(汗) いや~只者コンビではありませんね~(笑)


トールキン挿絵?勘違い

2005-06-19 22:11:26 | ナルニア・C.S.Lewis
下のこの記事で私は何を勘違いしたかと言うと,トールキンが最初にナルニアの挿絵を描いたと思い込んでいたんですね。でもトールキンは,「天は二物を与える」(彼は一流大学の教授でもあったので少なくても三物!)のよい見本で,実はイラストレーターでも食っていけたんじゃないかと思うほど,絵は上手だしセンスもよいので,これはアリ目な話だな~と思ってしまったんですが‥

勘違いの始まりはこの本から。(いやこの本には何の非もありませんが)

最後の年譜の,1949年の記述です。
『農夫ジャイルズの冒険』刊行。ポーリン・ダイアナ・ベインズの挿絵に喜ぶ。後にC.S.ルイスの『ナルニア国物語』の挿絵も担当する。

私はこれを見て,「C.S.ルイスの『ナルニア国物語』の挿絵も担当」したのはトールキンだと大勘違いしたんですよ。日本語は主語が省略できるので難しいですが,文の前後関係から見て,ナルニアの挿絵を担当したのは,ポーリン・ダイアナ・ベインズさんじゃーありませんか。(アホ!)

ほほう,ジャイルズとナルニアの挿絵は同じ人ですか!

この間違いにどこで気が付いたかと言うと,実は,BBC版ガンダルフ,マイケル・ホーダンの省略版CDを持っているにもかかわらず,ハリポタのロックハート先生,ケネス・ブラナーが読んでいるというのと,完全版,というのに惹かれて,ついつい,このCDをぽちっとなしてしまったんですよ。そして,今日それがわが家に届きまして,

このCD,ライオンの写真からは想像もつきませんでしたが,中身は,1巻毎に紙の入れ物にCDパックされていて,パック,CDに,それぞれ本の挿絵と同じものがカラーでついていて,とてもかわいいんですよ。CDの縁取りも,1巻毎に違っていて,‥‥

なに?,1巻毎に違う縁取り? そんな本をどっかで見たような気が,

木や鳥や動物の絵がとてもかわいいのですが,ページごとに微妙に違う絵が描かれていて,それがまた楽しいんですよ。それとビルボの絵がかわいくて‥

あれ? そう言えばこの絵,何かナルニアの挿絵と似ているぞ! ‥という事で,最初の本の年譜をもう1度確認,ようやく(結構長い間の‥(汗))勘違いを発見したのでした。

ビルボの別れの歌の挿絵も同じ人でしたねー!


C.S.ルイスとJ.R.R.トールキンの関係‥

2005-06-19 09:38:38 | ナルニア・C.S.Lewis
HBP1回目を読み終わったら,次はナルニアを読んでみようと思っていますが,ちょっとフライングして,C.S.ルイスについて調べてみました。

こちらの,CREATION OF NARNIAを叩くと,ナルニアの執筆と出版の歴史を見ることができます。ちなみに,出版の年と執筆の期間は以下のようになっていました。

The Lion, the Witch and the Wardrobe 1950年出版(1939-49)
Prince Caspian 1951年出版(1949-50)
The Voyage of the Dawn Treasure 1952年出版(1949-1950)
The Silvair Chair 1953年出版(1950-1951)
The Horse and His Boy 1954年出版(1950-1951)
The Magician's Nephew 1955年出版(1951-1954)
The Last Battle 1956年出版(1952-1953)

ところで,このタイムラインを見ていて,私の目は,The Lion, the Witch and the Wardrobeの執筆期間に釘付けになりました。実は,これって,トールキンが指輪物語を執筆した期間(1937-49)と,ほぼ一致。トールキンの原作ファンなら,2人はお友達(トールキンの方が9才ほどお兄ちゃんですが)で,お互いの作りかけの本を朗読し合った事を知っていますが,ここまで仲良しだったとは。。。(^^;)

追記:すみません。大勘違いがあったので,勘違い部を削除しました。一体何をどう勘違いしたって,話すと長くなるので,また後でお話します(大汗;)


Run!Run!Run!