ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

今の私にできること

2006-02-12 00:00:00 | インポート
 息子の英語教室で知り合ったKさんのお宅に息子共々お邪魔する。Kさんには小学校1年生の女の子と1歳になったばかりの男の子がいる。息子が英語教室を辞めざるをえないと話した昨年の12月よりずっと連絡をもらっていたのだが、なかなか私の方が時間が取れなくてようやく昨日落ち着いて話をする運びとなったのだ。

 Kさんのご主人は「独りになりたい。」という私から見ると超ワガママな理由で数ヶ月前から家を出て独り暮らしをしている。月々の生活費はきちんと渡してくれるらしいが、普通のサラリーマンで自己都合での二重生活となるとかなり厳しい生活を強いられているのではないかとみた。下の子がまだ赤ん坊なのでKさん自身も働きに出たいが出られないような状況なのだ。

 Kさんのご主人の気持ちとてわからぬわけではない。仕事で疲れて帰っても一息つく暇もなく二人の小さな子どもがじゃれついてくる。昼間大人とゆっくり話す時間のない妻はここぞとばかりに機関銃のように喋りだす。Kさんのご主人にとって家は安らぎの場であるというより、もう一つの戦場なのかもしれない。でもそれが現実なのだ。所帯を持つということ、妻子を養うということは物心両面で妻や子を支えるということ。

 Kさん曰く「うちの人はまだまだ子どもなのよ。本当の意味で夫や父になりきれていないただの男の子。歳はもう30なのにね。」。子どものことがあるのですぐに離婚とまではいかないだろうが、しばらくはKさんはたった一人で孤独な子育てを強いられることになる。毎日イライラしてつい上の子にきつく当たって、後でドッカーンと落ち込むことの繰り返しだという。たまにはこうやってお喋りしてストレス発散して、お互いこの危機を乗り切ろうねなんて言いながら別れた。それ以外に今の私に何ができる?