悔しくて情けなくて

　今日は弱音。昨日大阪大阪国際交流センターで行われているワン・ワールドフェスティバルに顔を出した。私たちが３年ほど前に試行錯誤しながら立ち上げた途上国支援のボランティアの会がブースを出展していたからだ。ずっと私が事務局として関わってきた会。昨年１２月にブース出展の許可が下りた時点で私は事務局を降りざるを得なかった。

　新しい事務局の人や他のメンバーが頑張ってくれてブースは大盛況の様子だった。久しぶりに会う皆の顔を見ていると少しほっとした。だが今回のイベントには私は一切関わることができなかった。途上国支援のスポンサー契約も１月末で終了した。もう私がいなくてもこの会はきっと活動を続けていけるだろうと思うとやはり寂しい。あまりお喋りしていると会の活動紹介の邪魔になるのでそそくさと会場を後にした。

　帰りは梅田で買い物があったので地下鉄を途中下車して寄り道。久しぶりに行ったデパ地下はバレンタインデーのチョコレートを買い求める女性達でごった返していた。梅田にはデパートも家電量販店も大きな本屋やＣＤショップも美味しいレストランも何でもある。ウィンドーショッピングをするだけで一日十分楽しめる街だ。

　だがウインドーショッピングが楽しいのは、もし気に入ったものがあればそれがたとえ１０００円の雑貨であれ買うことができる余裕がある時だけだ。昨日の私のように帰り道は私鉄とバスを乗り継ぐと１８０円余分にかかるからバスを乗り継いで帰ろうなどというレベルの人間にとって梅田はただの残酷な人混みでしかない。私に本当に春は訪れるのだろうか。